目指すものは小さな発見から

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リサイタルに向けて練習しています。
「プロなんだから当たり前でしょ」
「プロなんだから練習しなくても弾けるでしょ」
そんな声も聞こえてきそうです。
毎年のリサイタルは自分の技術を高めることが一番大きな目標です。
ヴァイオリンを習い始めて約50年。半世紀ですね。
でもその間に師匠たちが「やる気のない生徒」の私に根気よく教えて下さったことの数々。
自分なりに「これが正しい」…「のかな?」と思い込み、疑問を持たずに「ただ」弾けるようになることが練習だと思い込んでいました。

でも!

リサイタルの後に同門の先輩からいただいた「天の声」がありました。
自分の弾き方の「何が悪いのか」「どうしてこうなるのか」を
「初歩」まで立ち返り、思い切って変えています。
日頃、生徒さんの弾き方を見ながら「偉そうに」指摘しているのに
自分の「基礎」が間違っていたことを発見しました。
慣れ親しんでしみついてしまった「間違った技術」を時間をかけて矯正します。
どの位時間がかかるのか想像もできませんが、自分の目指す演奏を見つけるために、自分の音を聞きなおしています。
ヴァイオリン、ヴィオラを持ち替えながら、曲を思い出しながら。
リサイタルで未完成ながら、今までと少しでも音が変化していることを、皆さんに伝えられればと思っています。

練習が面白いと思えるようになった58歳。
遅かったけど遅すぎることなんて何もない。
久保田先生。頑張ります。

野村謙介

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