新年度スタート!

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駅前教室の窓から見える景色は四季折々、遠くの山にも目の前の相原高校にも変化を感じます。
この窓から見る景色も10年目です。橋本駅周辺はその間、あまり大きな変化はありません。
レッスンに来てくださる生徒さんは、現在の会員数が660名を越ええています。
体験レッスンだけの方も含めれば1000人以上の方にヴァイオリンやピアノ、フルート、チェロ、トランペット、オーボエなどなどたくさんの楽器のレッスンをしてきました。
転勤で橋本を離れていった方もいらっしゃれば、途中で飽きてしまった方ももちろん、おられます。一方で、10年間ずっと習い続けている方もいらっしゃいます。
学習塾と違うのは「ゴールがないこと」です。
スイミングやテニススクールと違うのは「自宅で練習できること」です。
楽器の演奏は高齢者でも問題ありません。現実に、多くのプロ演奏家が80歳を超えても現役で演奏活動を行っています。「ああいう人は小さいときからやっているから特別なんだ」と勘違いされますが、人間の能力にそんな大きな違いはありません。高齢になれば誰でも肉体は老化します。自然のことです。その衰えを「経験と感覚」が補うように出来ているのです。
小さいときから音楽を習う生徒さんがたくさん教室にいらっしゃいます。
学校以外で楽器を習い、自宅で練習し続けることは、子供の個性を引き出し、音楽以外のすべての日常活動…すべてのジャンルの学習(勉強)や集中力、観察力、持続力の発達に大きな効果があります。
私自身の経験で、20年間の中学校・高等学校の教員生活と10年間メリーミュージックで
子供の発育と音楽のかかわりを肌で感じてきました。
音楽に興味を持ち続けられない集中力を持続できない子供の多くは
学校での生活にも問題が見えます。
そして、なにより「親」の問題がこどもに影響していることを強く感じます。
問題というのは「考え方」だけではなく「行動」も含んでいます。
わが子に音楽の楽しさを感じて欲しいと思うなら、
まず親が音楽の楽しさを知らなければムリです。
それは勉強でも生活でもそうですね。
新年度、これから新しく楽器を弾けるように始めよう!
はじめるなら「絶対にやめないで一生続けよう!」
飽きたらやめるなら、やらせないほうが子供のためになります。
ぜひ、人生の楽しみとして楽器を弾く楽しさを家族みんなで
楽器を演奏してみましょう!