新学期も始まり、これから新しくピアノやヴァイオリンを習い始めるご家庭も多いようです。当教室にもお問い合わせが多数届いています。ありがとうございます。
ところで、お子さんが小さい場合の話ですが、「何歳からできますか?」と聞かれることがあります。
結論から言えば、レッスンを受けられる状態、つまり、こちらの話している言葉の意味を子供が理解できることと、なによりも、「習うこと」の意味をご家庭で親御さんが教えられるか?できないか?です。
言葉の壁は、こちらも月齢、年齢に合わせ、また個人の成長に合わせてお子さんの理解を確かめながらレッスン出来ます。
が、お子さんが人から何かを習ったことはないのが普通です。初めての習い事であることが多いのですね。
その場合、お母さんもご自分のお子さんが習うのを体験するのも初めて。ここが問題です。
「私(お母さん)は音楽を習ったことがないのですが…」というお母さんがほとんどです。これは問題ありません。
むしろ問題なのは「習い事の基本」をお母さんも勉強する意欲があるか?です。
習い始めより、継続が難しいのが音楽です。ご家族の理解がなければ、お子さんの能力を高めることはできません。