2013年10月14日(月・祝日)杜のホールはしもとで全56プログラムの演奏が披露されました。5歳の女の子の演奏から始まり、ヴァイオリン、ピアノ、フルート、チェロ、オーボエ、ヴィオラ。更に家族3人でのアンサンブル。子供の演奏に続き、講師陣も独奏とアンサンブルの演奏を披露。
「楽器を演奏すること自体が音楽の楽しみ」という私の音楽持論をみなさんが具現化してくれました。
技術の競いあいなど、まったく無意味であること。
年齢や経験年数、環境…すべてが違う人が演奏するすべての演奏に個性があること。
コンサートホールに響く自分の演奏が本来の音であること。
それら、すべてを演奏者と聴衆が共感しあうことがこの発表会の目的です。
日頃の練習こそが音楽なのです。レッスンとは、「確認」の場であり、「習う」場なのです。
レッスンを練習、あるいは「お稽古」と呼ぶ方がいます。
明らかな勘違いです。レッスンが練習なら、その方は家で練習はしないのでしょうか?
ステージで振り広げられた音楽の世界。プロの演奏の感動とは全く違う感動がありました。
教えている私達から見ていると、涙ぐましい演奏ばかりでした。
この演奏会を通して、一人でも多くの方が音楽を楽しむことに興味を持ってくだされば
とても幸せです。