謙介先生も書かれていましたが、本日、原宿南教室=自宅のピアノの調律をお願いしました。
謙介先生とのリサイタルでも「必ず!」調律・整音をお願いしている名取さんです。
楽器のことはもちろん、音楽の話、音楽界の話などなど、話が尽きません。
艶やかで、丸みのあるきれいな音に仕上げて下さいました!調律師さんとのお付き合いはとても大切。信頼しているからこそ長いお付き合いが出来ます。
ピアノ調律
自宅店原宿南教室のYAMAHA C-1の調律をしています。
このピアノを見立ててくれて今も調律してくれいるのは、浩子先生が幼いとき、お父様にお世話になって、その後跡をつがれた二代目の「名取さん」です。日本というより、世界中を飛び回る超超多忙な調律士さん。博学&話題豊富&ユーモアセンス抜群のお話をしながらの調律です。写真は黒鍵を外してお掃除される鍵盤。面白い!
そして、なんと!名取さんの会社に作曲家平吉穀州先生が晩年使用されていたスインウエイのピアノがあると!私の会社に平吉先生が趣味で弾いておられたヴァイオリンとチェロとフルートがあるのです!これらの楽器を使ってレコーディングしよう!って話が出ています。楽しみです。
ソルフェージュの重要性
このところ、レッスンで生徒さんたちにソルフェージュの重要性を説いています。楽譜を音にする基本はソルフェージュ。是非、皆さんも楽譜を見て音名で正確に歌う練習をあきらめずに繰り返して見てください!
二人羽織レッスン
薔薇の香る世界
レッスン前とレッスン後
生まれて初めてのヴァイオリン
楽譜を見て弾ける様になりたい
和波孝禧先生のリサイタルに
来る6月9日(日)午後2時から紀尾井ホールで開かれる、ヴァイオリニスト和波孝禧先生のリサイタルに私たちもレッスンをお休みさせていただいて伺うことにしました。和波先生は私の卒業した桐朋学園大学の大先輩で、日本を代表するヴァイオリニストでいらっしゃいますので、いまさらここでご紹介するまでもないのですが、普段、あまりコンサートに興味のない方でも間違いなく感動を共感できるコンサートだと思いますのでお勧めさせていただきます。
和波先生が桐朋に入られた当時、まだ全盲で音楽を学ぶ人は少なかった時代です。斉藤秀雄先生の厳しいオーケストラのレッスンでも、信じられないと思われるでしょうが、飛び出すことも、落ちることもなく、すべての楽譜を暗譜で合奏に参加されていました。サイトウキネンでも当然、暗譜で演奏されていらっしゃいますが、常にアクティブで新しいものに挑戦される気概に私も大きな刺激を受けています。見えないから…とネガティブに考えてしまいそうな私に「だからなんだ!」と叱咤されているように感じます。恥ずかしながら和波先生のコンサートに今まで伺う機会がなかったので、今回とても楽しみにしています。
もし、ご都合のつく方がいらっしゃいましたら、ぜひ足を運んでみませんか?ブラームスのヴァイオリンソナタを全曲演奏されるという、私からしてみれば「神業」コンサートです。