山形県でコンサート

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yamagata03この前の日曜日、山形県大石田町にある蔵座敷で私と浩子先生のコンサートを開きました。
大正時代に建てられ、筑後100年以上経っている「蔵」が演奏会場。
お客様はこのご近所の方だけではなく、かなり遠くから来てくださった方も含め、
30名ほどの音楽ファンばかり。
私たちもいろいろな場所で演奏させていただいていますが、日本の伝統文化でもある
「蔵」での演奏はとても貴重な初体験でした。
当日は、朝6時に八王子を出発し、東京駅から山形新幹線に乗り込み、10時半頃に大石田の駅に到着。初めて乗った山形新幹線です。福島までは東北新幹線として走り、福島で分離!そこからは奥羽本線の線路を走るんですね。だから踏切もある!途中の山あいを抜ける時には紅葉も楽しめました。並んで走る高速道路の車に抜かれたときは笑いましたけど。
朝ごはんは、東京駅で買い込んだ駅弁。最近の駅弁っておいしいんですねー。
東京は晴れていたのに、大石田は雨!やっぱり僕は「アメオ」です。
肌寒い会場でしたが、浩子先生はドレス。お客様から「見ていて気の毒だから、お願いですから何か羽織って!」と途中の休憩で声をかけられるほどの寒さでした。
途中、この蔵のあるお宅に住んでおられるバリトン歌手の佐藤登さんと共演。素晴らしい歌声を楽しませていただきまいsた。千の風になってと私を泣かせてくださいの2曲。なによりも、この蔵で歌いなれている佐藤さんの歌声の響きがとても参考になりました。
演奏会前に、佐藤さんのお母様が作ってくださった郷土料理のお蕎麦をいただき、演奏後には名物のお団子も堪能。帰りは夜7時の新幹線。つまり「日帰り」しました。
帰りの新幹線で「牛肉どまんなか」という米沢牛を使った駅弁を買って夕食。これまた美味でした。ついでに買った「峠の力餅」というお餅もとっても美味しくいただきました。
食べてばっかりのブログですが、たくさん弾きました!
昨日は乗り物疲れが出て温泉とマッサージで体をリフレッシュして、今日からいつもどおりの生活です!
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小さな音楽会ブルーレイ・DVD完成

出演者の方の記念と今後の練習の参考資料として、演奏を記録したブルーレイとDVDが完成しました。ブルーレイは1枚にすべての演奏が収録されています。DVDは細かく分かれています。
プログラム1番から11番の子供のさんのヴァイオリン前半
プログラム12番から25番の子供さんのピアノ
プログラム26番から35番の子供さんのヴァイオリン後半
講師陣の演奏
プログラム36番から51番の大人の部
ご注文は教室までご連絡ください。
なお、一般には販売しておりません。個人の参考資料としての配布となります。

第13回小さな音楽会を終えて

2013年10月14日(月・祝日)杜のホールはしもとで全56プログラムの演奏が披露されました。5歳の女の子の演奏から始まり、ヴァイオリン、ピアノ、フルート、チェロ、オーボエ、ヴィオラ。更に家族3人でのアンサンブル。子供の演奏に続き、講師陣も独奏とアンサンブルの演奏を披露。
「楽器を演奏すること自体が音楽の楽しみ」という私の音楽持論をみなさんが具現化してくれました。
技術の競いあいなど、まったく無意味であること。
年齢や経験年数、環境…すべてが違う人が演奏するすべての演奏に個性があること。
コンサートホールに響く自分の演奏が本来の音であること。
それら、すべてを演奏者と聴衆が共感しあうことがこの発表会の目的です。
日頃の練習こそが音楽なのです。レッスンとは、「確認」の場であり、「習う」場なのです。
レッスンを練習、あるいは「お稽古」と呼ぶ方がいます。
明らかな勘違いです。レッスンが練習なら、その方は家で練習はしないのでしょうか?
ステージで振り広げられた音楽の世界。プロの演奏の感動とは全く違う感動がありました。
教えている私達から見ていると、涙ぐましい演奏ばかりでした。
この演奏会を通して、一人でも多くの方が音楽を楽しむことに興味を持ってくだされば
とても幸せです。
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本日の発表会

いよいよ当日になりました。昨日も夜まで仕上げのレッスンでした。
今日は午後2時30分に子どもたち集合。講師陣の演奏が6時過ぎ、大人の部の演奏開始が夜7時過ぎの予定です。集合は6時30分までにお願いします。
今日は全部で56プログラムの演奏予定です。5歳のお子さんから83歳でヴァイオリンを始められたばかりの生徒さんまでが熱演される予定です。
ヴァイオリン・ピアノ・フルート・ヴィオラ・チェロ、連弾あり、家族での合奏ありと本当に多彩なプログラムです。
講師陣の演奏も、ヴァイオリンの小品独奏が2曲、ヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲、フルートの独奏、ピラノの連弾とこれまた見ものです。
音楽の楽しみ方は人、それぞれです。聞いて楽しむのももちろんですが、大きなコンサート会場で自分の好きな曲を演奏する楽しみは格別なものです。
生徒さんはみんな、緊張して不安な朝を迎えているのですが、いざ、ステージに立てば「まな板の鯉」半年近くかけて練習してきた演奏をいかに楽しめるか?
失敗を恐れるのは仕方のない心理です。完璧な演奏を目指して練習することこそ、楽しみなのです。練習こそが音楽の楽しみでもあります。
杜のホールはしもとは、京王線、横浜線の橋本駅北口すぐにある「MEWEミウィ」という商業ビルの7階にある音楽専門のホールです。残響の長さも、響きの暖かさも素晴らしいホールです。
客席数は525席。発表会にはもったいない!という考え方もありますが、先に書いたように日頃の練習とは違った「本来の響き」を楽しめる貴重な機会です。
入場は無料です。何時からでもご入場いただけます。ぜひ一人でも多くの生徒さんの演奏を、一人でも多くの方に聞いていただきたいと思っています。皆様のご来場をお待ちしております。

音楽を学ぶ子供と保護者の方へ

ヴァイオリンやピアノに限らず、楽器を学校外で習う子供とその保護者の方々へのメッセージです。

様々な考え方が「音楽教育」についてもあります。
子供の年齢によって保護者(以後、親と書かせていただきます)の関わりは違います。
子供の成長、特に精神的な成長・発達に多くの親は戸惑います。
もちろん、嬉しいことなのですよね。
親にとって自分の子供とは言え、親自身が育った経験を基準に子育てしていることを忘れがちです。
自分がそうだから、我が子もそうだろうと思っているわけでもないのに、無意識に子供に自分の価値観を植え付けてしまっていることも多いのです。それが悪いとは思いません。それこそが子育てだとも思います。
子供が楽器を弾けるように「なって欲しい」と思う親は多くても、
子供の将来と音楽を結びつけて考えることのできる親は、親自身が音楽家でない限り、とても難しく、悩むところです。
「子供が一生、音楽を趣味として楽しんでくれたらと思います」
とても、素晴らしい考え方です。私たちもそう願います。
でも
その一方で、本当にその子供自身が音楽とどう、接していくのかは、子供自身の決定することなのです。子供が自分で自分の将来を考え始めるのは、一体いつでしょうか?
私が中学・高校で20年働いていた経験から考えると、18歳の高校3年生でさえ、自分の将来についてまだはっきりとした目標や計画を持っている子供はごく稀です。人によって個人差はまりますが、多くの子供は親や先生、そして周りの友人の話を聞きながら「とりあえず大学」だったりします。
さて、音楽を習っている子供の親の話です。
教室に子供を連れてきてもなんの興味も持たず、コーヒーをレッスン室で飲んでいるありえない親もいます。
子供のレッスンを見ようともしない親の多くは「自分ができないから」という理由のようです。
間違っていると思います。自分ができないなら、尚更レッスンを見て、先生が話していることを自宅でも子供に言えるようにしようと思わない親。
私たちの教室では子供の音楽への関わりについて、いつも真剣に考えているつもりです。
子供自身と親が「もっと音楽を楽しみたい」と思ってくれれば、それに応える準備があります。
楽しむために努力すること、趣味としてでも音楽を一生の楽しみにしたいなら、その努力は一生続くものだと思います。一時的に習ったから一生の趣味になるものではないと思います。
音楽学校に進むことで、普通科の学校に通うよりも音楽に接する時間長いのは当たり前です。
ただ、音楽学校というところが、個人を育てるために相対評価をするのも事実です。序列の中で自分が得意なことと不得意なことを受け入れながら、さらに上達しようとする強さも必要だからです。その意味で自分が一番下手だと言われても、頑張れる強さを学んでいかなければ趣味にさえなりません。それは、音楽学校へ行かなくても同じことです。もっと上手くなりたい。もっと音楽を知りたい。そんな気持ちがあってこそ「音楽を楽しめる」ということだと思います。
子供が揺れるのは当たり前です。親も悩みます。一緒に悩めば良いのです。子供もいつか、親になった時に自分の子供のことで悩むのです。そして、親の一生より長いこれからの子供の一生に、音楽を残してあげたいなら、親の決断も必要だと思います。甘やかしてばかりが愛情ではない。そう思います。ダメなものはダメ。親の価値観で決断するのですから、はっきり子供に伝える責任があると私は思います。子供に恨まれるのも親の特権です。
長い文章をお読みいただき、ありがとうございました。

リハーサル

IMG_20131008_151711発表会まで一週間を、切りました。自宅レッスンで最年少みすずちゃんのリハーサル。ドレスが嬉しくてたまらないみすずちゃん!

タウンニュースにも掲載

来る10月14日(月・祝日)午後3時より橋本駅北口すぐのミウィ7階にある杜のホールはしもとで
当教室主催の発表会「第13回 小さな音楽会」が催されます。明日発行のタウンニュースにも写真入りの記事が掲載されています。今日、ホールとの事前打ち合わせに行き、進行などを打ち合わせてきました。
このホールが出来た年から毎年、メリーオーケストラの定期演奏会で年に2回利用しているホームグランド。
私(野村謙介)と浩子先生のデュオ・リサイタルでも過去に5回使っているお気に入りのホールです。
今回はホールにある2台のピアノの内、スタインウェイのピアノを使用することにしました。
リサイタルではここ4回、このピアノを使っているのですが、生徒さんの演奏する発表会の多くが、ヤマハのピアノを使います。
確かに料金は全く違ってスタインウェイが高いのですが、それだけの違いを知っている私達だけに、贅沢?とも思える選択をしました。
生徒さんにしてみれば、一生のうちで何度も演奏できる会場ではないですし、その演奏に最高のピアノを使うことで、思い出に残る発表会になると信じています。もちろん、当日の調律もします。あとは生徒さんの努力の成果を楽しむだけです。
とは言いながら、講師の先生(私も出ます)の演奏もお聞きいただけます。演奏家の先生たちだからできるメリーならではの企画です。
入場は無料です。整理券も事前の申し込みもいりません。何時からでもご入場いただけます。大人の部は夜の演奏になります。
アットホームなコンサートを楽しみたい方、これから何か楽器を始めてみようかな?と思っておられる方、ぜひ14日月曜日午後は杜のホールへお越しください!mizuki