幼稚園でのコンサート

先日、埼玉県岩槻市に浩子先生と二人で「幼稚園コンサート」で行ってきました。
我が家からバスで橋本駅、JR横浜線で八王子、中央線で西国分寺、武蔵野線「むさしの号」で大宮、東武アーバンパークラインで岩槻。
乗り換え乗り換え(笑)ですが1時間30分ほどの小旅行。ヴァイオリンとヴィオラとピアノの楽譜を二人でえっさかほいさか。
ちなみに、こんな時はヴァイオリンを最小最軽量のケースに入れて、ヴィオラのケースにヴァイオリンの弓も入れて移動します。
ヴァイオリンとヴィオラが両方入る「ダブルケース」もあるのですが、私の理想のケースが世界中にありません。
仕方なくこの方法で二つの楽器を持っての移動です。
さてコンサートは…。
園児50名ほどと、卒園した小学生も聞いてくれました。
家庭的な温かさが園庭にも建物にも先生方にも感じられました。
ホールにはグランドピアノ。聞けば桐朋からの払い下げとか。素晴らしい。
子供たちをホールでお迎えして、たくさんの曲を子供たちと一緒に楽しみました。
約1時間のコンサートでしたが、子供たちに少しでも記憶として残ってくれたらうれしいですね。
アンネ・モンテッソーリの教育理念に基づいた長い歴史を持つ幼稚園での経験は、
音楽を演奏するだけの感動とは別の体験学習をさせていただきました。
帰りには大宮でタイ・ランチを楽しんで相模原に戻りました。
この先は、デイサービスでの敬老コンサート。
保育園でのコンサートなどが予定されいます。楽しみです。

メリーオーケストラ演奏会終了



305名のお客様。65口の賛助会費。今回、30回という記念演奏会もすべての方と音楽を共有できました。次回の演奏会に向け、管楽器メンバーを大募集中です。一緒に演奏を楽しみましょう!

夏の入学試験終了!祝!

音楽大学のAO入試(アドミッションズ・オフィス入試は、出願者自身の人物像を学校側の求める学生像(アドミッション・ポリシー)と照らし合わせて合否を決める入試方法である。)が
一つ終わりました。
中学3年生からヴィオラを教え始めた女の子が今日、めでたく合格しました。
本人の努力が何よりも大きな勝因です。家族の理解と協力もとても大切でした。
私と浩子先生のレッスンが毎回60~90分。実技はもちろん、楽典、聴音で入試直前までレッスンを続けました。
本人の意思を本人に自覚させ、「自己責任」をいつも考えさせてきました。
中学生、高校生にとってやってみたいことは「山ほど」あります。部活や友人との遊びも。
自分で考え、責任は自分で負うこと。簡単に聞こえてとても大変なことです。
「頑張った」というだけでは評価されません。
頑張った結果として評価されるものが出るまで頑張るのが「練習」「努力」です。
合格したとはいえ、これからの毎日が次のステップへのスタートです。
「夢は叶えるためにある」
そう、思っています。

浴衣姿レッスン

橋本駅前では昨日から七夕祭りです。生徒さん、かわいい浴衣姿でレッスンです。下駄でペダル踏めない!でもペダル使わない曲でした。2016-08-06 17.22.55

メリーオーケストラ定期演奏会へ!

来る8月14日(日)午後2時開演。橋本駅北口ミウィ7階にある杜のホールはしもとで開催されます。十条無料で小さなお子様連れでもご入場いただけます。長い曲はありません。難しい曲もありません。小さなお子様から音楽愛好家まで誰もが聞いて楽しめるコンサートです。お子様の指揮者体験コーナーもあります。夏にぴったりのこんな曲も

夏なのにこんな曲も

皆様のご来場をお待ちしております。30thconcert

夏の定番

今年も夏の定番となった、茨城県古河市立総和中学校弦楽オーケストラのホールレッスンに行ってきました。
今から20年ほど前から縁があって伺っています。毎年1回だけの指導です。
初めて呼ばれたころから、顧問の教諭も変わり、当然メンバーも毎年変わっていきます。
それでも毎年お声をかけてもらえることは本当に光栄です。
私が伺う日に合わせて野木にある立派なホールをわざわざ借りて待っていてくれます。
年ごとに部員の人数も変動しますが、弦楽器だけのアンサンブルで常に60~100名のメンバーがいます。
公立中学校の普通の部活動です。技術水準はとても高く、高校生の演奏といっても誰も疑わないレベルです。
コンクールへの仕上げ練習として私が呼ばれているのですが、私はコンクール絶対主義ではないので、優勝することより大切なことを伝えています。
演奏する喜びや、聞いてくださる方がいて、支えてくれる大人がいて、何よりもこの部活を続けてきた自分たちの知らない先生や先輩たちがいるることを伝えています。
数年前から浩子先生とのミニコンサートも練習の休憩時間や、今年のように練習の前に行っています。
子供たちが演奏するステージで私のヴァイオリン・ビオラと浩子先生のピアノで、客席に座った生徒たちに
「響き」「空間」を感じてもらうのが狙いです。私はいざ知らず、浩子先生はこの短い時間のために
相模原からラッシュの京王線にもみくちゃにされながら、片道3時間の日帰り出張で申し訳ない気持ちも¨。
それでも野木の駅には生徒の保護者が車で待っていてくれて、私たちに気を使ってくれます。生徒を陰で支える力ですね。
部活のオーケストラ。思えば自分もその顧問だった時代がありましたが、遠い昔のようです。
離れてしまえば忘れられる存在になるのです。指導者が変われば、その指導者の下で活動するのですから当たり前といえば当たり前。
ただ!
先ほども書いたように、子供たちに先人の作ってくれた環境に感謝する気持ちを伝えずに、
今の環境だけにあぐらをかいた部活指導は間違っています。
伝統は作るものです。受け継いだ責任は果たすべきです。
先人に敬意を感じないならば、解散して新しくゼロから作り直すのが礼儀です。
こう書いていると、だんだんムカついてきました(笑)のでやめます。
総和中学校の指導を終えて、今年も夏のイベントが一つ終わったなぁと思うのでした。