第23回小さな音楽会を終えて


生徒さんによる演奏は「人に聴かせるため」のものではなく、自分の練習を振り返り課題を見つけるためのものです。いってみれば「自分のための教材つくり」です。今回も、多くの生徒さんが日頃の成果を発表しました。
今回はその記録の方法にこだわり、演奏者が聞いている音と客席で聞こえる音を同時に録音し、それを映像に合成しました。
より鮮明に録音することで「演奏の荒」が浮き彫りになりますが、CDなどと違い、ましてや先ほど書いたように「人に聞かせるためではなく自分の教材」として小さな音、繊細な音色をCDの音質で記録しました。
記念品でもありますが、むしろ「復習の材料」なのでぜひ聞き返してみてください。
アップした動画は画質も圧縮したものですし音も悪いのですが、BD(一人分・兄弟の分ならDVDで)はハイビジョン(HD)とPCM(CD音質)で記録されています。
多くのことを自分の演奏を何回も見返すことで見つけてください。
「誰がうまい」と比較しても全く無意味です。みんな環境や条件が違うのです。
自分の演奏の良い面があります。課題もあります。
それを見つけることが何よりも大切なことなのです。
ぜひお申し込みください。