緊張の中の演奏は…

皆様。いかがお過ごしでしょうか?
秋の気配が深まるこの頃です。
先日、出演者とご家族、スタッフだけで発表会を実施しました。
14組の演奏に私と浩子先生も1曲演奏。微笑ましく、感動的な時間でした。
発表会を「不特定多数の人に演奏を聴かせる場」だから「しょばだいはらえ」と言ってくる、やくざまがいの組織がありますね。ひどい話です。
発表会は自分の演奏を発表する場ですが、それは不特定多数の人に聞いてもらう音楽会とは全く意味が違います。そんなことさえわからないのは、知能が低い組織なんでしょうね(笑)

そもそもアマチュアに限らず、音楽を演奏することは人間の自由な行為です。例えば家の中で一人、好きな楽器で好きな曲を弾いていたら、誰にも気兼ねなく、遠慮することもなく、当然誰からも「ちょさくけんがぁ!」と吠えられることもないですよね。それでも「外に音が漏れているかもしれなから「ちょさくけんがぁ!」爆笑です。そもそもこの「しょばだい」が著作権所有者に支払われていない事実。「一部払っている!}とか吠えてます。あほ!(笑)一部に払うなら、一部から取れ!!詐欺集団

さてさて、話を戻します。
緊張感の中で演奏することは、演奏を上達させるだけではありません。様々な場面、音楽とは無関係な生活にも影響すると思います。
緊張すれば思うように弾けないのが普通のことです。身体の筋肉が無意識に硬直し縮こまります。頭の中では冷静に感じていても、身体が思う通りに動かない!それこそが緊張です。

人間に限らず、わんこやにゃんこも緊張しますよね。知らない場所に初めて行ったとき、知らない人に近寄られたとき。
我が家の姫、ぷりん(女の子にゃんこ=トンキニーズ5歳)の例でいえば、
生徒さんが毎日のように自宅に来られるので、人が来ても緊張しないようになりました。自分に危害を加えない生き物なんだと学習したんですね。
そんなぷりんですが、いまだに地面(家の外の)を踏んだことがありません(笑)
今まで万度も、スリング(袋のような抱っこできるケージ)でお散歩に出かけましたが、そのたびに緊張しまくりです(爆笑)怖いんでしょうね。一緒に私たち夫婦がいることはわかっていても。

緊張しないようになるための唯一の方法は「学ぶこと」です。
ぷりんが学んだように、経験から学ぶしかありません。いくら暗示をかけても多少は緊張はします。
学び始めのころは、緊張したあとに「挫折感」「後悔」しか感じないものです。「二度とやらない」と思うこともあります。
それでもその緊張感の中で自分が演奏した録音や映像を何度も何度も見ることが絶対に必要です。それ自体が「学び」なのです。

音楽に限ったことでいえば、プロの中でも「ソリスト」と称される方々の演奏と、それ以外の演奏者の演奏は何か違います。一番の違いは「一人で演奏する場数の違い」とも言えます。もちろん、ソリストの練習や努力が人一番、人10倍であることは間違いありませんが。
緊張感の中で自分の思った通りの演奏ができるように、少しずつ成長していくものだと思います。生まれつきの天才演奏家なんて、過去にもこれから先も現れないと思っています。学習の成果の違いです。
緊張してうまく演奏できなかったから、二度と緊張したくないと思うのなら、それはそれで趣味の世界であり!です。
でも!上手くなりたいのなら緊張しながら演奏することに慣れるべきです。緊張するのは当たり前。緊張したら失敗するのも当たり前。その失敗を思い起こし研究し、繰り返し練習してリベンジすることの繰り返しこそが、上達の秘訣だと信じでいます。

な~んて偉そうなことを、ソリストでもない私が書いて説得力が1ミリもないのは承知の上ですが、自分がうまくなりたい気持ちだけは持っているので、皆さんと共有できればと思い、書きました。お許しください。

メリーミュージック 野村謙介

自己暗示のススメ

皆様、お元気でしょうか。野村謙介です。
教室では発表会の追い込みレッスンが続いています。
多くの生徒さんが自分の出来なかった新しいことに挑戦しています。素晴らしいことです。子供も大人もみんな立派な演奏家です。

さて、話は「自己暗示」という、ちょっと難しそうなタイトルですが(笑)
要するに「どうすれば弾けるようになるのか?」という壁にぶつかったり、もうすぐ舞台!あぁぁぁ!(笑)そんな時に役立つ方法です

「弾けない」「うまくならない」「やってもどうせ失敗する」
そんな気持ちになった経験は誰にも思い当たるはずです。私はありました。いわゆる「コンプレックス」も加わって頭の中がグルグル回る。
一体、誰と自分を比べているのかさえ考えられなくなります。比べる必要のないのに無意識に優劣を考えたり、自分自身の中でも成長していないと思いつめたり。ありませんか?

私が高校生の頃に初めて覚えた「自己暗示」という言葉ですが、アスリートたちがインタビューに答えている言葉の中にも、同じ意味のことを話していました。会場中の目が自分に向いている。失敗したら…。プレッシャーに押しつぶされそうになり、練習してきたことすら自信に思えない。
私が最初に覚えた自己暗示訓練法は「手のひらが温かい」「手のひらが温かい」「腕が重たい」「腕が重たい」「額が涼しい」「額が涼しい」これを実際に口に出して実際に手のひらが温かくなるイメージをできるだけ強く何度も何度もイメージします。何日か繰り返すうちに、本当に温かくなった「気がした」と思っていたら実際に温かった!
この実験は科学的にも実証されています。サーモグラフィで調べたら温度が高くなっています。

たただ手のひらが温かくなるだけ?それだけ?
このトレーニングをするうちに、自分の体を自分の意志でコントロールできることを「確信」します。これも自己暗示の一つです。
練習で落ち込みそうになった時、自分は下手じゃない。うまくなってきた。必ず弾けるようになる。それを自分に言い聞かせます。イメージを持つことが現実に繋がることを「手のひら」で体験していますから。

ぽジティブな考え方を出来る人とネガティブな考ええの人がいます。
おそらくどちらの人も、無意識に自己暗示にかかっています。
前者(ぽジティブ)の人は、「なんとかなる」「きっとうまくいく」という暗示を自分にかけています。後者(ネガティブ)はその真逆の自己暗示「できない」「きっと失敗する」と無意識に暗示にかかっています。
あなたはどちらですか?

性格だからと思い込んだり、どうせ気休めだからと思うより、まずは自分の無意識な思考を意識することから始めませんか?
無意識を意識するって無理?いいえ!できます!少なくても「無理だ」と思い込んでいる自分に「なんで無理って決めるの?」と問いかけてみてください。あきらめずに考えていると、ただ何となく無理なような気がするだけで、それ自体が無意識に決めていたことに気付くはずです。

大人の趣味「楽器の演奏」には、そもそも「無理」なんてありません。
比較する必要もありません。自分が好きなように弾けばいいだけです。
そして何より自分自身の演奏に耳を傾けて、いい音が出ていることを楽しみ、上手に弾いている気分になることです。なりきりましょう。
あなたにしかできない演奏です。失敗することより、上手くいくことをイメージしましょう。自己暗示は誰にでもできる最高の上達方法です。

メリーミュージック
野村謙介

演奏家と指導者

回のテーマも私の私見ですのでお許しください

職業として音楽を演奏する人を「演奏家」と定義してお話します。もちろん、趣味で音楽を演奏する人も「アマチュア演奏家」ですから演奏家の仲間ですね。世界中にたくさんの演奏家(職業演奏家)がいますが、その多くの方は指導者によって育てられた経験を持ています。完全に独学だけで演奏家になった人もいらっしゃることは知っていますが。ある人は幼少期からプロになるまで一人の指導者に師事し、ある人は複数の指導者に習いながらプロになります。どちらが良いとは言えません。それぞれに理由があってのことですから。

素晴らしい演奏家が素晴らしい指導者とは限りません。その逆も言えます。また、どちらの面でも素晴らしい方もいらっしゃいます。

問題は多くの方々が「演奏家の方がすごい・かっこいい」とか「音楽家として指導者は当たらない」という誤った発想です。

私は素晴らしい指導者の先生方に恵まれて育ちました。初めてヴァイオリンを手にした時に手取り足取り(足はとられてない)教えてくださった師匠。その後も、通っていた公立中学校で音楽のたのしさを教えてくださった音楽の先生、聴音とソルフェージュ・楽典を短期間で桐朋合格までたたき上げてくださった先生。ヴァイオリンの厳しさと基本の大切さを教えてくださった久保田由美子先生。不出来の弟子を最後まで優しく支えてくださった久保田良作先生。本当に素晴らしい指導者の方々に巡り合えたのは奇跡だと思います。

演奏家になりたいと思う気持ちは音楽を学ぶ者にとって共通の「夢」かも知れません。最初から指導者になろうと思う人は少ないのが普通です。だからというのではありませんが、演奏家>指導者という妙な不等式が「なんとなく」認められてしまっています。大間違いです。大嘘です。指導者が優れているから未来の演奏家が生まれます。演奏家は自分をし立ててくれた師匠は尊敬するのに、自分は指導者は目指しません。教え子にも目指させません。なぜでしょうね。やっぱり指導者は演奏家より「下手な人がなる」と思い込んでいるんでしょうか。はっきりいって「あほ!」と言ってあげたいです。

私の母校である桐朋学園大学に限ったことではないようですが、多くの指導者(先生)が母校ではない学校で教鞭をとられています。その先生を悪く言うのは間違いです。私は、学校経営者がおかしいと思います。音楽の学校は演奏家・音楽家を育てる学校です。その指導者はその学校の宝であり、なによりも学生にとって師匠なのです。その先生を大切に思う経営者なら間違いなく母校出身者を教授陣にするはずです。もちろん、人材がなければ例外もあると思います。

一方で私が勤務した私立の普通科中学・高校では卒業生から教員を採用していましたが、恐ろしい一面があります。採用するのは学校法人であり人事権は理事会にあります。が現場の長である学校長の「好きな卒業生」を採用するのが、当たり前になっていました。能力より「校長に従順である人物」が採用されます。これ、学校として間違っています。

若い演奏家の方、そして今音楽を学んでいる方、なにより、子供たちに音楽を教えている先生方。どうか!指導者に尊敬と誇りを持ってください!演奏家を目指すのも夢なら、一人でも多くの演奏家と指導者を育て上げるのも大きな夢です。演奏家より指導者が重要な世界です。日が当たって目立つのは演奏家ですが、指導者の優劣こそが音楽の世界をはぐくむ大切な「音楽」であることを伝えたくて、生意気な文章を書きました。お許し下さい。

メリーミュージック代表 野村謙介

ヴァイオリンの悩み(笑)シリーズ①

皆様。ご無事でしょうか?野村謙介です。
さて、妙なタイトルでスタートしたブログ(笑)
多くの生徒さんたちと日々レッスンで思うこと、
ヴァイオリンを練習していると感じる「素朴な疑問」
もちろん、練習しなきゃ!っていう気持ちはどこかに(その程度か!ww)
私も生徒さんも持っているのですが、実際に練習していて
「なんでかなぁ」と疑問に感じることって多いですよね。
そこで今回は「肩当」について
これ、以前にも書いた記憶もありますが(調べろ!ww)
肩当に関する疑問はとっtっても多くの生徒さん共通の「悩みの種」。

実は私も肩当には大昔から(弥生時代ごろ?)いろいろな肩当を試していました。
ご存知の方も多いと思いますが、肩当ってしなくても演奏できるし、
実際世界のソリストたちにも肩当を使わずに演奏している方、多いです。
「だってあの人たちは特別だし」
はい同感(笑)
いや、肩当ては「弾きやすくするための補助具」なんです。
その補助具に、いつの間にか自分が楽器の構え方を「合わせてしまっている」ことが多いんですね。
昔から多くのヴァイオリニストや指導者の方々が、楽器の構え方について、あるいは肩当の使い方や選び方について、本や動画で発表されています。
肩当に空気を入れて膨らませるタイプや、ウレタン素材のものなどから
各種本当にたくさんの肩当が手に入ります。
自分にあった肩当を探そうと、お店やレッスンで試してみても
どうも「これだっ!」って肩当に巡り合えないでしょ?
私なりの結論。

・肩当て「なし」で楽器を持って「弾こうとしてみる」
無理に弾かなくていいんです。
その時に、どこに空間(隙間)があって、何が不安定で、
左手や左肩、あごで「どうやって楽器を持とうとしているか」を
確かめるための実験です。
・体(左肩)と楽器の裏板との隙間を、鏡で見たり、右手を差し込んでみたり、実際に確かめます。
このとき、着ている服によって、すごく感じが変わります。
夏場でほとんと肌に直接楽器が触れる「薄着」の場合と、
厚手のセーターなど冬場の服装とでは、この「隙間」が大きく変わります。
要するに、肩当て「なし」で楽器と触れる自分の体の間隔を確かめることが大切です。

私は現在、ピラストロ社が出している穴あき肩当(笑)を使っています。
「これが一番」だとは決して思いません。が、今の私の構え方を
一番無理なく補助してくれる肩当だと思っています。
スタンダードな「KUN」の肩当てで、なにか不満や疑問を感じたら、
肩当をしないでもって見てから、もう一度肩当を付けてみると、向きや高さがあっていないことも可能性として大いにあります。
自分で自分の体をチェックするわけですから、他人の意見や参考にならないかも知れません。

迷ったら、原点に戻る!

試してみてください!

ヴァイオリニスト 野村謙介

ぷりん劇場第5幕




皆様。いかがお過ごしですか?
予想通りの感染拡大、そして無策の政府です。安倍内閣は全員辞めてほしいです。
さて、世の中連休なんですね。何の為にこんな真夏に4連休?
汚金ピック…あれ?なんだっけ(笑)

大企業と政治家のための金儲けイベントなんて、1ミリも興味のない私です。
スポーツ=オリンピック?関係ないですよ。

さて、昨日自宅で浩子先生と「ぷりん劇場第5幕」を撮影しました。
自分たちでカメラやマイクや機材をすべて設置。その前に、電子ピアノの移動も。
弾き始めたら途中でやめないのが「ライブ」なので、ビデオがちゃんと録画されているか?わかりません。
今回、ピアノ鍵盤をアップにしたカメラ(一眼レフカメラ)が途中で止まっていました(涙)
「あ~つかれた」とカメラの声が(笑)
今回は、初めて弾いた「悲しみのクラウン」から始まり、グラズノフの瞑想曲、ビオラに持ち替えて
エルガーの「夜の歌」、ビオラで弾いた「夕焼け小焼け」の4曲。約35分の動画です。
お楽しみください!

メリーオーケストラ活動再開

皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
コロナウイルス感染拡大は止まりませんね。
そんな中で「強盗(GoTo)キャンペーン」なる人殺し政策(怒)
私達庶民に今、必要なのは「休業補償」です。違いますか?
感染しているかも知れないのに日本中を旅行したら、日本中に感染が広がるのって、
小学生でもわかることですよ!
旅行業者に責任を押し付ける政府。あり得ない!
自粛「要請」して補償もせず、従わなければ「罰則」って頭おかしいでしょ?

そんな無能な政権に振り回されながら、NPO法人メリーオーケストラは、
8/2の第38回定期演奏会は来年1月31日に延期しました。苦渋の選択でした。
7/11の公開練習から、2月の練習から5か月ぶりの練習を実施しました。
杜のホールと事前に何回も電話で打ち合わせを行い、可能な限りの感染予防策をして
当日約14名の会員と講師で休憩をはさみながら、午前・午後と練習しました。
定員200名ほどの多目的室、3か所の入り口ドアを解放しそれぞれに十分すぎるほどの間隔。

科学的な感染リスクを常に最新の情報で集めることが必要です。
必要以上に神経質になると精神的に問題が起こりますよね。
イギリスの研究者が発表した「抗体減少」のデータも今後どうなるのか?気になります。
ワクチンの開発はアメリカ・ドイツがしのぎを削っています。
PCR検査を「夜の街」を標的に行う東京都ですが、間違っています。
満員電車や満員バスに朝晩乗らざるを得ない私たちは?調べようとしません。
何故?JRへの「温情」ですかね。
劇場での感染はワイドショーの「ネタ」ですが、あまりニュースに流れない
「在日米兵感染」の事実は?彼らは日本の検査規制にさえ引っ掛かりません。

私達は「自衛」するしかないようです。政府も自治体も信用できません。
自分で情報を集めて判断するしかありません。

みなさまがこれからもご無事に暮らせることをお祈りしています。
メリーミュージック代表
野村謙介

ぷりん劇場(動画)のお知らせ

皆様、ご無事でお過ごしですか?

緊急事態宣言は解除されましたが、相変わらず自粛は続いています。

一体何のための「宣言」だったんですかね(笑)

さて、そんな中で私たちの命を守るために日夜、働いてくださっている

医療従事者の皆様、介護施設、福祉施設で働く皆様、物流を支える皆様、

コンビニやスーパーで働く皆様への感謝を込めて、私(謙介)と妻(浩子)で

「ぷりん劇場」つまりはふたりだけの自宅ライブを撮影し公開しています。

第一幕が



そのおまけ(笑)に演奏したピアソラの「グラン・タンゴ」が



ぷりん劇場第二幕は



です。どうぞお時間のある時にお楽しみください!

この後も「第三幕」を撮影する予定です。

皆様のご無事と、一日も早く治療薬とワクチンが広まることを願っています。



メリーミュージック代表

野村謙介

オンラインレッスン開始

コロナウイルスの蔓延でレッスンに通えない方が増えました。
併せて、教室(神奈川県相模原市)から遠い生徒さんへも、オンラインレッスンをスタートしました。
ヴァイオリン、ピアノ、作曲のレッスンが対象となります。
当面、LINEでのビデオ通話レッスンとなります。
ヴァイオリンレッスンをご希望の方は、ホームページ上にある私のQRコードを
タブレット、またはスマホなどのLINEアプリを立ち上げ「友達追加」「QRコード」から
追加してください。レッスンの予約はホームページ上のカレンダーをご確認の上、
メールかフォームでご希望の日時をお伝えください。
なお、発表会は生徒さんの演奏をレッスン時、またはご自宅でビデオ撮影したものを
編集でつなぎ合わせ、限定公開予定です。締め切りは4月末とします。

ご不便をおかけしますが、皆様のご健康をお祈りしております。

メリーミュージック代表
野村謙介

小さな音楽会日程について

新型コロナタウイルス感染症が蔓延しています。
日本中の多くの公的ホールが閉館しています。
メリーミュージックの生徒さんによる「小さな音楽会」は当初4/12(日)にもみじホールで開催予定でしたが、ホール閉鎖が延期されたため
5/5(火曜祝日)にもみじホールで実施することにしました。
G.W.最中ですでに予定のある方も多いかと思いますが一人でも多くの方に、ご理解いただきご参加いただける事を願っています。

政府は「自粛」を要請しますが、働く人たちへの補償はありません。
世界の多くの国が感染拡大防止の意味も含め「行動の自粛と経済的な補償」をセットにして打ち出しています。
特に音楽業界にとってホールが閉鎖されることは、収入を絶たれれることになります。
また私のような音楽教室経営者にも何も補償はありません。
働く先生方も同じです。
なぜ?イギリス、ドイツ、ロシアで行われている生活支援のための給付が未だに行われないのか!
「検討している」というだけです。
いったん閉鎖した教室を再開することはほとんど不可能です。
感染拡大の「悪者」扱いされるライブハウスで働く人の気持ちになってください。
誰が生活をさせてくれるのでしょう。
「税金で補填は難しい」と首相は言いますが、世界の国々でできています。
税金は私たちの生命を守るために使われるために「預けて」いるものです。
それを国民の緊急事態に使わないで一体何に使うのでしょう?
一日も早く、国と自治体が私たち国民全員に必要な現金給付を行い、
同時に治療薬の開発とワクチンの開発、なによりも医療体制の拡充を行ってもらわないと、日本はイタリアやスペイン、アメリカにずっと遅れて、感染爆発が起こります。その時になって「あのとき」と後悔しても命は帰ってきません。
いろいろ書きましたが、教室はいつも通りレッスンを行っています。
疫学的な感染検査を行わい限り、感染は抑えられません。
私たちは政府のモルモットでも奴隷でもありません。
生きるために必要なことは、し続けなれば死んでしまいます。

メリーミュージック 野村謙介

新型肺炎対応


世界的な感染拡大をしているコロナウイルスによる感染拡大。
なによりも感染された方の回復をお祈りします。

総理大臣の「思い付き発言」は科学的な裏付けなどは何もありませんでした。
専門家の意見は真逆でした。さらにWH0の発表で、子供の感染リスクは極めて低く、
高齢者への対応が何よりも優先されなければなりません。
イベント中止の要請も同様です。本来、具体的な状況を示して注意喚起を行うべきです。
東京マラソンはなぜ?人が集まってしまったと喜ぶ知事が許されるのでしょう。
コンサートをキャンセルするアーティストは「自己破産覚悟」です。
その裏で政府の総理大臣、大臣、補佐官は平然とパーティーや宴会を開いたり参加しています。

PCR検査は民間の検査機関を使わせたくない感染研救助の利益を守るために今日まで制限されています。
間違いなく、これから検査が増えるにつれ、感染者が増えます。
増えるからこそ集団感染を抑えられます。その「感染者数」を低く抑えたい政権の意図は明らかです。

メリーミュージックは民間の音楽教室・楽器店です。本日の国会予算委員会で
「塾について学校同様に休業を求めている」と場当たりに答弁されました。
「倒産したら責任は政府がどう?とるのか」という質問に対し
「そうなる前に対応していただく」はぁ???
要するに「責任」とは言葉だけです。
私たちは自分の生活と健康を自営するしかない国になりました。
すべては「科学的な裏付け」と「国民の生命を守る政府」があってこそです。
両者がない現在、教室の閉鎖は行えません。ご理解をお願いいたします。
メリーミュージック代表
野村謙介