メリーミュージックブログ

相模原市橋本駅前の音楽教室 042-771-5649

TEL.042-771-5649

※駅前教室〒252-0143
神奈川県相模原市緑区橋本2-3-3
※原宿南教室〒252-0103
神奈川県相模原市緑区原宿南2-26-1

相模原市立大沢小学校ボランティアコンサート

昨日7月15日午前中に浩子先生と二人で支援学級に通う1年生から6年生まで19人の児童と音楽を楽しんできました。
10時前に学校について、すぐに子どもたちに紹介され、用意していた子供用の分数バイオリンと、教室にあるアップライトピアノで子どもたちに楽器に触れてもらいました。事前に担当の先生が子どもたちに「ヴァイオリンの演奏があるよ」と話してくれた時には、あまり反応がなかったそうですが、実際に楽器を前にすると大はしゃぎ。その後、少しお休み時間でした。この時間も子どもたちが何人も教室の隣にいた私達のところに遊びに来て会話が弾み、果ては腕相撲・指相撲・あっち向いてホイ。ある男の子はボクを「文房具売ってるおじちゃんに似てる」「独身でしょ?」←さっき自己紹介で説明したってのに(笑)でも、うれしいのは「ありがとうございます」を何度も何度も言ってくれる男の子や、黙って握手を求めてくる女の子。優しくて、人なつっこい。はにかみ屋さんもいれば、ものすごくアクティブな子もいる。一人ひとりに心を配れば、どんな子も素敵な子です。無理やり基準をつくろうと大人がするから、子供が苦しんでいると昨日も感じました。
演奏は、50分間。中国の太鼓・リベルタンゴ・チャルダッシュ・タイスの瞑想曲・君をのせて・千の風になって・はるの子守唄・ふるさと。あとで先生から頂いたメールに、教室で一緒に聴いてくれた4名の保護者の中に、聞きながら涙を流していた方がおられたそうです。ただ、演奏するだけではなく、子どもたちと会話し、音楽ってなんだろう?と問いかけて、子どもたちの好奇心に答え、反応を見ながら曲を変えて音量を変えて話題を変えるコンサート。
自分ができることを考えたら、こんな事をしていたというのが本音です。ボクにできるのだから、誰にでもできることなのです。音楽は特別なものではないこと。誰にでも楽しむことが出ることをみんなが理解すればいいのです。
「またきてね」「また来るよ」「いつ?」
そんな会話を残して学校から帰りました。

メリーオーケストラ練習終了

メリーオーケストラは毎月一回、杜のホールで練習しています。練習に行くときはこんな荷物になります。download_20140713_174451

教室の模様替え

アフタヌーンコンサートなどでより多くの方が教室で快適に音楽を聴いたり、演奏したり出来るように教室内の模様替えをしています。入り口を入ってすぐの待合スペースも配置換え。教室内も今までで最も広く使えるようになりました。4色の楽器ケースも入荷して、皆様のお越しをお待ちしております。

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8月のアフタヌーンコンサートです。

8月のアフタヌーンコンサート。今回は前回にもまして、「聞いたことのある」小品を取りそろえました。もちろん、聞いたことがないからといって「クラシックを知らない」なんて思わないでください。初めて帰聴く音楽が心に残る音楽になるように、演奏者の私たちも心を込めて練習しています。簡単な音楽なんてありません。人が何かを伝えようとする曲(楽譜)を私たち演奏者が音にします。演奏者は作曲者と違った「何か」を聞いてくださる方に伝えようとします。演奏者が自分の好きな曲だけを演奏できるのは、とても恵まれています。アフタヌーンコンサートも私たちのデュオリサイタルも、浩子先生と私が「弾きたい」と思った曲だけを演奏しています。ある音楽は懐かしく感じ、ある曲は生きる喜びを感じ、風景を思い描いたり、夢を思い出したり。聞いてくださるすべての方に、自由にイメージをして頂けるのが音楽のすばらしさです。「これが名曲」なんて存在しません。お料理で言えば、母親の作ってくれた何でもない卵焼きがその人にとって最高のごちそうだったりするのと似ています。有名だからおいしいとは限りません。それも音楽と似ています。是非、私たちの「手料理」を楽しんで頂ければと思います。お申し込みはお早めにメリーミュージックまで。201408アフタヌーン・コンサート

アフタヌーンコンサート終了

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OLYMPUS DIGITAL CAMERA大変多くの方にお越しいただき、満席になりました。サプライズで今日のコンサートで初披露になった、はるの子守唄を作曲された渋谷牧人さんにもご来場いただき、18年ぶりの再会を果たしました。このコンサートのあと、浩子先生とサントリーホールにいき、ベルリンフィル12人のチェリストたちのコンサートを堪能して来ました。会場には天皇皇后両陛下もお見えになり、これまたびっくりな1日でした。

支援学級でのボランティアコンサート

相模原市立大沢小学校支援学級に通う小学生20人のために、
来る7月15日に浩子先生と二人でボランティアコンサートに伺います。
一人でも多くの人に、目の前で演奏される「音楽」を楽しんでもらいたいといつも、思っています。以前、市内の小学校支援学級に教室から子供用のヴァイオリンを20セットほど寄付させてもらいました。今回は、子どもたちの日常授業に出来るだけ近い形で演奏できるようにこちらからお願いしました。音楽室にはグランドピアノがあるそうですが、普通学級の授業で使われているため、休み時間しか支援学級の生徒は使えないという事情をお聞きして、それならば、支援学級の教室にあるアップライトで構わないと申し出ました。
私と浩子先生のリサイタルにも、今までにこうした児童や生徒とそのご家族をご招待しています。
まだまだ、こうした子どもたちを奇異な目で見る人がいるのが現実です。
教員時代に横浜にある上菅田養護学校に中学生・高校生のオーケストラ150名を引き連れて、一緒に学ぶコンサートを企画しました。
この時にとても辛かったのが、当時私が勤務していた学校の教員(しかも管理職まで)が、こういsた活動に否定的だったことです。確かに、この活動に移動や運搬で費用がかかること、そして訪問先が小学校・中学校なので平日の日中にしか伺えないことは解決しなければならないことでしたが、大きな問題はなかったのです。実現させて、障害のある子どもたちと、そうでない子どもたちが一緒に音楽を演奏し、聴いて触れ合うことの喜びがありました。
今回のボランティアコンサートをきっかけに、もっと多くの機会を頂けるように頑張ります。

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弓の毛替えについて、

ヴァイオリンやヴィオラ、チェロなどの弓の毛は馬の尻尾の毛です。
モンゴルの白い馬の尻尾の毛を漂白せずに使うのが理想的と聞いています。
職人さんが45分ほどで張り替えてくれるのですが、張替える「タイミング」って案外わからないものです。使おうと思えば何年でも音は出ます。が、毛には寿命があります。
そもそも、馬の尻尾の毛を張っただけではいくら上手な人が弾いても音は出ません。
毛の表面に松脂…松の木の樹液を固めた「ロジン」です…を無って初めて音が出ます。
つまり、毛の表面の目には見えない「凸凹」に松脂が毛で削られて粉末状になって
より大きな凸凹になるとともに、松脂の粘着性が弦をこすった時の摩擦を増やして
弦を振動させる仕組みなのです。
弓の毛はただ「凸凹」しているだけではなく、とても多くの細い毛を
同じ張りの強さで(時には意図的に片側を強く張ることもあります)弓の毛箱と
弓先の楔(くさび)で止めて、弓の根本にあるスクリュー(金属製のネジ)で毛箱全体を
動かすことで張りの強さを変える仕組みです。
この毛の弾力性や毛の表面の凸凹が時間の経過とともに劣化していきます。
そして、弾けば弾くほどその劣化は進みます。弾かなくても「生き物の毛」ですから
水分がなくなり、一本ずつが細く硬くなり、本来の柔らかさと強さが失われます。
ボクの場合、練習時、レッスン時など普段使っている弓の毛は、4ヶ月で「我慢できない」状態になります。理想で言えば1ヶ月に一度は張替えたいのですが…張替えで7~8
千円ほどかかりますので、贅沢は言えません。
そして、写真に写っている「ケース」です。弓専用のケースで、これは1本だけ入れて移動できるものです。職人さんや業者用にもっとたくさんの弓が入るケースも有りますが、張替えのために弓を職人さんのところに持って行く時など(今日がそうでした)楽器のケースごと持っていく必要がないのでとても重宝します。数千円で購入できるので、お勧めです。
弓ケース