教室の模様替え
8月のアフタヌーンコンサートです。
8月のアフタヌーンコンサート。今回は前回にもまして、「聞いたことのある」小品を取りそろえました。もちろん、聞いたことがないからといって「クラシックを知らない」なんて思わないでください。初めて帰聴く音楽が心に残る音楽になるように、演奏者の私たちも心を込めて練習しています。簡単な音楽なんてありません。人が何かを伝えようとする曲(楽譜)を私たち演奏者が音にします。演奏者は作曲者と違った「何か」を聞いてくださる方に伝えようとします。演奏者が自分の好きな曲だけを演奏できるのは、とても恵まれています。アフタヌーンコンサートも私たちのデュオリサイタルも、浩子先生と私が「弾きたい」と思った曲だけを演奏しています。ある音楽は懐かしく感じ、ある曲は生きる喜びを感じ、風景を思い描いたり、夢を思い出したり。聞いてくださるすべての方に、自由にイメージをして頂けるのが音楽のすばらしさです。「これが名曲」なんて存在しません。お料理で言えば、母親の作ってくれた何でもない卵焼きがその人にとって最高のごちそうだったりするのと似ています。有名だからおいしいとは限りません。それも音楽と似ています。是非、私たちの「手料理」を楽しんで頂ければと思います。お申し込みはお早めにメリーミュージックまで。
アフタヌーンコンサート終了
支援学級でのボランティアコンサート
相模原市立大沢小学校支援学級に通う小学生20人のために、
来る7月15日に浩子先生と二人でボランティアコンサートに伺います。
一人でも多くの人に、目の前で演奏される「音楽」を楽しんでもらいたいといつも、思っています。以前、市内の小学校支援学級に教室から子供用のヴァイオリンを20セットほど寄付させてもらいました。今回は、子どもたちの日常授業に出来るだけ近い形で演奏できるようにこちらからお願いしました。音楽室にはグランドピアノがあるそうですが、普通学級の授業で使われているため、休み時間しか支援学級の生徒は使えないという事情をお聞きして、それならば、支援学級の教室にあるアップライトで構わないと申し出ました。
私と浩子先生のリサイタルにも、今までにこうした児童や生徒とそのご家族をご招待しています。
まだまだ、こうした子どもたちを奇異な目で見る人がいるのが現実です。
教員時代に横浜にある上菅田養護学校に中学生・高校生のオーケストラ150名を引き連れて、一緒に学ぶコンサートを企画しました。
この時にとても辛かったのが、当時私が勤務していた学校の教員(しかも管理職まで)が、こういsた活動に否定的だったことです。確かに、この活動に移動や運搬で費用がかかること、そして訪問先が小学校・中学校なので平日の日中にしか伺えないことは解決しなければならないことでしたが、大きな問題はなかったのです。実現させて、障害のある子どもたちと、そうでない子どもたちが一緒に音楽を演奏し、聴いて触れ合うことの喜びがありました。
今回のボランティアコンサートをきっかけに、もっと多くの機会を頂けるように頑張ります。
ヴィオラ弦張り替え
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お兄ちゃんと妹のピアノレッスン
弓の毛替えについて、
ヴァイオリンやヴィオラ、チェロなどの弓の毛は馬の尻尾の毛です。
モンゴルの白い馬の尻尾の毛を漂白せずに使うのが理想的と聞いています。
職人さんが45分ほどで張り替えてくれるのですが、張替える「タイミング」って案外わからないものです。使おうと思えば何年でも音は出ます。が、毛には寿命があります。
そもそも、馬の尻尾の毛を張っただけではいくら上手な人が弾いても音は出ません。
毛の表面に松脂…松の木の樹液を固めた「ロジン」です…を無って初めて音が出ます。
つまり、毛の表面の目には見えない「凸凹」に松脂が毛で削られて粉末状になって
より大きな凸凹になるとともに、松脂の粘着性が弦をこすった時の摩擦を増やして
弦を振動させる仕組みなのです。
弓の毛はただ「凸凹」しているだけではなく、とても多くの細い毛を
同じ張りの強さで(時には意図的に片側を強く張ることもあります)弓の毛箱と
弓先の楔(くさび)で止めて、弓の根本にあるスクリュー(金属製のネジ)で毛箱全体を
動かすことで張りの強さを変える仕組みです。
この毛の弾力性や毛の表面の凸凹が時間の経過とともに劣化していきます。
そして、弾けば弾くほどその劣化は進みます。弾かなくても「生き物の毛」ですから
水分がなくなり、一本ずつが細く硬くなり、本来の柔らかさと強さが失われます。
ボクの場合、練習時、レッスン時など普段使っている弓の毛は、4ヶ月で「我慢できない」状態になります。理想で言えば1ヶ月に一度は張替えたいのですが…張替えで7~8
千円ほどかかりますので、贅沢は言えません。
そして、写真に写っている「ケース」です。弓専用のケースで、これは1本だけ入れて移動できるものです。職人さんや業者用にもっとたくさんの弓が入るケースも有りますが、張替えのために弓を職人さんのところに持って行く時など(今日がそうでした)楽器のケースごと持っていく必要がないのでとても重宝します。数千円で購入できるので、お勧めです。
相模原北公園
今年も行ってきました。相模原北公園の紫陽花を見に。今年は2週刊続けて同じ公園に行ったのですが、本当に素晴らしい開花でした。
そして、木立の中を歩いていると遠くに旅行して来たような新鮮さがあります。
木漏れ日と鳥のさえずり、木々の葉が風に吹かれ囁く声。柔らかい土の上を歩く感触。すべてが「懐かしい」と感じる時間を楽しめます。人も多いのですが、広いのと木立があるので静かに散策できて、何度いっても飽きません。
この動画の後ろで流れている「千の風になって」は私と浩子先生が演奏しています。
ヴィオラで歌を演奏すると、歌詞がない歌になる…そんな気がします。
今度のアフターヌーンコンサートでも生でお聞きになれると思います。
今日は相模原も土砂降りでしたが、7月6日はお天気になりますように!