本日最終レッスンは、若い男性Mさん。私の教室でヴァイオリンを始められてまだ日が浅いのですが、どうして?なんで?というくらい、上達が早いのです。ご本人は趣味でギターを弾かれていたことも、昔すこし、ピアノを弾かれていたこともあるのでは?といわれますが、不思議なくらい、重音が弾けたりします。テレビをつけながら練習すると、ご近所にテレビの音だと思われるからいいですよ!とアドヴァイスしたのですが、実行されているそうでそれも上達の秘訣かも。すばらしいです。
二兎を追うもの二兎を得る
1年ぶりのレッスン
今日、午前中のレッスンで1年ぶりのレッスンとなったT君。めでたく高校受験を終えてあさってからは高校生です。彼は小学校5年生のころから当教室でヴァイオリンのレッスンを受けていました。中学2年のときに、受験勉強に専念するため、一時レッスンを中断していました。今週火曜日、突然教室にやってきた彼はなんと!僕の身長を超えていました!
当教室での裏ローカルルール(笑)で子どもの生徒さんはボクの身長を越えると「破門」です(爆笑)そして、新たに「入門」が許可されます。まぁ、冗談ですが、子供が成長するのはとても嬉しいのです。彼も、すっかり青年になっていました。受験勉強で一年間、本当に勉強に集中して偏差値を20ポイント近く上げて、私立の高校に通うことになりました。
ボクは間違っていると確信していますが「音楽やスポーツばかりしていると、勉強ができなくなる」と習い事や部活を早々にやめてしまう子供、そしてやめさせてしまう親が多い現状があります。実際に過去、多くの高校受験や大学受験に挑戦した子供たちに接してきた私の経験から言えること。「勉強ができなくなるという口実で音楽やスポーツから逃げても勉強はできない」言い換えれば、音楽に集中できる子供は学習能力もきわめて高いということです。私が勤務していた中学・高校で、音楽の部活で本当に毎日がんばって練習していた生徒の多くが、成績優秀者で特待生だったりしました。「勉強勉強」と何とかの一つ覚えのように騒ぐ教員にとっては、まさに目の上のたんこぶのような存在でしたが、今でもその生徒たちは社会の第一線で活躍しています。T君のように、受験勉強を終えてまた、ヴァイオリンを弾く楽しさを心から味わえる喜びは、きっと彼の一生に財産になると信じています。
サッカー少年もヴァイオリン
今日の自宅レッスンに来た小学5年生のY君です。ずいぶん長い期間、レッスンに通ってくれています。今は、ヴィヴァルディのa mollコンチェルトを練習中。サッカー大好きな少年で、「やめたい」といいながら、それでも練習して上達している男の子。
お母さんがフルートを吹かれ、お姉ちゃんはピアノを習っているという音楽一家。でも少年はサッカーが大好き!当然です。
ボクも小学校時代は野球少年でしたし、音楽高校に入ってからなぜか?サッカー少年になりました。
世界的に有名になったヴァイオリニスト古沢巌先輩が一学年先輩で、「けんすけ、サッカーやろうぜ」「へい。親分」て勢いで二人でサッカーの練習を寂しくしていました。高校には専用のグラウンドがなく、普通科の小学生や中学生が遊んでいるグラウンドの片隅で二人でボールを蹴るという変な光景。小学生に「二人でサッカーして、おもしろい?」と何度も聞かれた記憶があります。そんなボクですので、サッカーが好きなY君の気持ち、理解できます。発表会が終わったらやめられると、もしかしたら思っているY君ですが、お母さんはその次の発表会(秋ですけど)に親子三人で出ることを楽しみに計画中。これは…。Y君。まぁ、がんばろうや!
大人のレッスン
今日の午前中レッスンは、大人の女性お二人。どちらの生徒さんも長く当教室でレッスンを受けておられる方たちです。
お一人はピアノとヴァイオリンのレッスンを受けておられます。同じ日に違う楽器を続けて習うことができるのも、当教室の特徴です。ショパンの革命とパラディスのシシリエンヌを練習中です。
もうお一方は、ヴィオラでレッスンを受けておられます。もともと、ヴァイオリンでスタートされたのですが、私が主催するNPO法人メリーオーケストラでヴィオラの演奏者が不足していることもあって、ヴィオラに転向され、小さめのサイズのヴィオラを当教室で購入されて楽しんでおられます。私より年配の方ですが、大人になってからでも、気持ちさえあれば楽器の演奏技術は上達します。なによりも、その生徒さんの「目標」を示してあげることが大切です。
お二人とも、29日の発表会に向けて、追い込み中です。がんばれ!大人の生徒さん!
謙介の日記帳(その3)
今日は、しんじくんとキャッチボール
した。ソフトボールでした。
時どき、ぼうとうがくることがある。
しんじくんは、玉が早いように見
えるのだが、とってみるとぜんぜん早くな
い。
という日記なんですけどね、まず、この言い回しが硬いというより、全然かわいくない。
小学校2年生の文章なのに「だが」とか日記に書くだろうか?
そして、内容を見ると、お隣のお友達で一学年下の「しんじくん」をまるで上から目線でみおろしている、この態度が好かん。とってみたら、全然「早く」ない。そうそう速くだしね。そして「玉」ときました。これは…まぁいいや(爆) 親父くさい小学生なのか?それとも、とってもまじめに父親の言葉遣いを真似しているのか?まるで論文のような、である調。頭はあまりよくないらしいです。はい。