素敵な生徒さんたち

先日、体験レッスンを受けて、即入会された男性の生徒さん。
職場の仲間5人で「これから始める趣味を持とう」という話になったそうで、
今までやったことのない楽器を10月末に職場で発表しようというとても素敵な目標を作ったそうです。
しかも、自分で楽器を決めるのではなく、お互いが「君は○○で▽▽の曲を弾く」とお互いに決めあうという
なんともこれまた素敵な話。入荷した生徒さんは、昔エレキベースを弾いていたことがあるそうで、でもそれとは関係なく
「ヴァイオリンで君をのせてを弾く」ことを勝手に決められたそうです。いいですねー。
そして、体験レッスンのその日、ヴァイオリンセットをご購入。ケースは赤。これまた似合ってしまう。
明るい話題のない日本で、こんな素敵な趣味の世界を広げる人たちに拍手です。
ぜひ、皆さんの職場でもこの「これから楽器を初めて発表しよう!」という提案をしてみませんか?
格好だけで中身の伴わない「オーケストラごっこ」に満足する謎の生徒さんもいましたが、
きちんと目標設定をして楽器の演奏を本当に楽しもうとする気持ちがあれば、きっと素晴らしい演奏ができます。

もう一つ、いいお話し。
教室で作曲を習っている若い男性の生徒さん。
とても個性的な生徒さんで、複雑な事情で文字を読むこと、書くことができません。
でも、自分のスマホで打ち込んだ曲が100曲以上。その曲を、完成させたいと教室を訪れてくれました。
担当してくれている野平くん(先生)が彼の心を解きほぐしながら、熱心にレッスンしてくれ、素晴らしい才能を発揮してくれています。
趣味で吹いているオカリナがとてつもなく素敵な演奏。
ピアノで曲を作る時も、先生が2小節前からもう一度弾いてと指示すると、頭の中の楽譜をきちんと2小節前に戻して即座に弾き始められます。
これってすごい能力です。ただ楽譜を暗譜しているわけでhなく、音楽を小節単位で頭の中に並べていることになります。
でも文字は読めない。人間の能力はすごいですね。彼を見ていると「自分は何ができるんだろう」と戒められる気持ちです。
音楽家になるための教育と経験にあぐらをかいているプロ。
もっと自分の能力に謙虚にならなきゃと思うのでした。

駅前教室でのヴァイオリンレッスン予約

普段、お電話やメールで次回のヴァイオリンレッスンをご予約頂いている生徒の皆様へ、私(野村謙介)の駅前教室でいつ、レッスンが出来るか、参考にして頂けるカレンダ-をホームページに公開しました。レッスン時に予約されるとこのカレンダーに入力して予約を管理しています。その内容を「予定あり」という言葉で伏せてありますが、私が駅前でレッスンできる日時がリアルタイムで表示されています。ただし、これはあくまでも「駅前教室で村謙介のレッスン」に限定した表示ですので、例えば同じ日時に原宿南教室で浩子先生がピアノレッスンをすることも可能ですし、私自身が原宿南でヴァイオリンレッスンをすることができる場合もあります。チェロやトランペットのレッスンもこのカレンダーで「予定あり」でも、レッスン可能な場合もあります。重ねて書きますが「駅前教室で野村謙介のヴァイオリンレッスン」についての空き状況を示したカレンダーです。カレンダーの下にあるoffice@merry649.comの文字をクリック、またはタップしていただくと、皆様のメールソフトが開き宛先や必要記入事項が自動的に表示されます。チェロやピアノのレッスンのお問い合わせにもご活用ください。ホームページ

子供に音楽の楽しさを体験してもらう

私が立ち上げて15年目のメリーオーケストラは、子供の健全な育成と音楽の普及を目的としたNPO法人です。毎回の演奏会で、来場した子供の中から実際にオーケストラを指揮する体験コーナーを企画しています。生まれて初めて指揮台に立って、自分の指揮に合わせて何十人もの人が一斉に楽器を演奏する子供たち。驚きと感動が一生の思い出になってくれることを願っています。数回前の演奏会での威風堂々を子供たちが指揮する様子です。

予約カードとチケットについて(お知らせとお願い)

生徒の皆様にお知らせ致します。
2016年6月よりチケット制を改めて、レッスン予約カードで、レッスンコースと回数を確認させていただくことに致します。従来と変わらず、レッスン予約カードは必ずお持ちください。

新たなサービスを開始します。
レッスン予約カードの、最後の欄の予約が埋まった場合、次の予約カードの最初のレッスンを、30分延長するサービスです。(ただし、ヴァイオリン・ピアノ・ヴィオラのレッスン延長に限ります)
サービス開始に伴い、従来の予約カードがすべて埋まったら、一回分無料レッスンサービス(10週年記念サービス)は終了させて頂きます。ご理解とご了承をお願い致します。

子供の学習能力と音楽との関わり

最近の研究で学習能力の高い子供たちが、幼いころにどのような習い事をしていたか?統計をとって分析した報告がありました。
一般の大学生と東京大学の学生を比較してみたところ、初めての習い事に「ピアノ」と答えた人の数(割合)が、
一般の学生=1に対し東大の学生=2.つまり、同じ人数の学生を比較すると、2倍の人数の人がピアノを最初に習ったということです。
東京大学の学生が「頭がいい」と言い切るつもりではありません。受験に必要な試験科目の学習能力について、東京大学合格者の能力が高いことは事実です。
なぜ、このような結果になるのかを分析した方もいます。
ピアノに限らず、楽器の演奏を幼い時に学ぶことで、右脳と左脳が刺激され、演奏する運動と記憶する脳の活動、さらに音を聞こうとする聴覚の発達と聞き分ける脳の働きなど、
様々な要因で楽器の演奏が幼児の運動能力と学習能力を高めているのです。
私が20年間にわたる、中学高校での教員経験でも、これは間違いないことでした。
全校生徒1200名ほどの男女共学、中高一貫普通科の学校でした。その全校生徒の中で、オーケストラを部活動として楽しんでいる生徒が、150名いました。
割合にすると12.5パーセントの生徒が楽器を毎日練習していたことになります。
その生徒たちの多くは、入学時の成績は平均的な数字でした。楽器を習ったことのある生徒もいましたが、半数ほどの生徒が楽器を弾くのは初めてという生徒たちでした。
毎日、自分で計画を立て自分の楽器を好きなだけ練習できる環境だけ整えました。
最近の部活動にみられる「毎日部活に縛られる」のとは違い、「日曜日以外、好きな時に練習できる」部活でした。
土曜日だけ、全員で合奏をすることに決めて、あとは個人で計画を立て練習していました。
それらの生徒たちの成績は、学年が上がるごとに上昇していきます。中高一貫の学校でしたので、高校受験もなく、4年目で高校生になります。「成績上位者」と「特待生」のほとんど全員がオーケストラを楽しむ生徒たちでした。
楽器を演奏することが、ただ音を出すだけで終わってしまうと、ここまでの結果は出なかったと思います。
子供たちが楽譜を読み、初めての楽器の扱いを覚え、楽譜の通りに演奏できるように自ら考え、他の生徒と励ましあい、音楽的な表現を私に求められながら、
最終的に楽譜を見ないで演奏できるレベルになったところで、大きなホールの舞台で2,000人ものお客様の前で演奏会を開く。
この繰り返しが教科の学習、さらには大学受験時にも能力を発揮していたのです。
東京大学、一橋大学、京都大学。他にも卒業生の中で最も難関大学への現役合格者が、ほとんどオーケストラの生徒でした。
音楽を習う、練習することを「楽器で音を出すこと」だけで終わらせてしまうと、学習能力は高まりません。楽譜を読み、間違えないように演奏し、指導者の要求に応えながら、さらに練習を重ねること。
ぜひ、ご自分のお子さん、お孫さんの将来のためにも、音楽を真剣に学ぶ環境を整えてあげてください。
私たちはその応援をしています。

ホームページ更新

教室のホームページを更新しました。
お子さんの能力を開発する
楽器の演奏は子供の学習能力を向上させます。事実、偏差値の高い学校ほど、音楽を習っている生徒が多く、音楽活動も盛んです。マスコミでも、よく取り上げられています。
先生や両親以外の大人から「教わる」ことは、自己抑制、コミュニケーション確立など
音楽以外にも多くのことを学べます。親にとって、かけがえのない大切な子供だからこそ、子供がいま、何を習うべきなのかを考えます。スイミング、英語、塾、ダンスなど、
我が子を思えばこそ、習わせたいことが次々に目に入り気になります。私どもの教室でも、多くのお子さんが習い事でパンクしてしまい、中途半端な結果になってしまうケースを目にします。
私、野村謙介は20年間、私立中学・高校の教諭としての経験と、その後10年以上のメリーミュージックでの音楽教育で700名に及ぶ生徒指導の経験を踏まえ、皆さんのお子様の能力開発に関して自信を持っています。障がいを持つお子さんも多く指導してきました。子供の能力は無限です。親の経験はお子さんの能力とは無関係です。どんなお子さんにも、それぞれ違った性格があります。個性を見抜くことが指導者の能力です。
少子化の現代、本当に必要な学習能力が問われています。多様化する社会の価値観の中で、優しくたくましく生きてほしいと願う親の一人として、お子さんの未来を共に考えて、教育活動を行っています。単に演奏技術を身につけさせる商業ベースの教室とは、コンセプトが違います。また、私自身の経験から音楽を学ぶことで得られた、数限りない財産を皆さんのお子さんと御家族にも、体感していただきたいと思います。

大人の趣味として
大人になってから楽器を演奏したいと思っても、実際に習ってまで弾けるようになりたいと思う方は少ないのが現実です。一方で、大人のための音楽教室に通う方が増え続けているのも社会現象です。
幼いころ、弾きたくても弾けなかった楽器がありませんか?
受験や引っ越しなどで、習っていた音楽をやめてしまったことはありませんか?
中学や高校の頃に、部活動で吹奏楽に打ち込んだ経験をお持ちではありませんか?
近頃、何かに没頭する楽しみが少なくなっていませんか?
ご自分だけの時間ができても以前のような運動が難しくなっていませんか?
クラシックは縁がない、敷居が高い、難しそうだとお考えではありませんか?
ヴァイオリンは特別高級で自分には無理だと思っていませんか?
私の両親は昭和一桁の生まれです。私自身、幼いころから両親が、仕事に追われ、家事に追われる姿を見てきました。また、長いボランティア経験で高齢者の方が音楽を心から楽しまれている姿を見続けています。もちろん、高齢者でなくても、音楽の楽しみ方は人それぞれです。そして、皆さんの人生と音楽との関わり方もみんな違います。それらを知っている私たちだから、大人の方に今こそ、楽器を弾く楽しさを味わっていただきたいのです。難しいと思われていることを簡単に、わかりやすくレッスンします。皆さんが弾いてみたいと思う音楽だけを教材にします。毎日練習しなくても、毎週レッスンに行かなくても構わないのです。もう後が短いからと、口にされる生徒さんがいらっしゃいます。今日を楽しむために楽器を弾いていただきたいのです。
自分の楽しみを自分で得られるのが大人の特権だと思いませんか?
思えば叶うのが夢です。夢をいつまでも見ていたいと私自身も思うから、ぜひ、皆さんの夢を叶えるお手伝いをさせてください。
受験を考える皆さんへ

音楽高校や音楽大学への進学を考えている皆さん。
その夢を叶えるられるのは、言うまでもなく皆さんの努力だけです。
もちろん、日々の練習を確認し的確なアドヴァイスをしてくれる指導者が必要です。
現在の皆さんの技術レベルを、他の受験生と比較できる技術と能力が指導者に求められます。根拠もなく「大丈夫でしょう」「上手」と言われても困りますよね。かといって、いつもいつもレッスンで怒られてばかりで、何をどうすれば、注意されたことや自分の癖を直せるのかが、わからないこともこともありますよね。私自身、中学3年で音楽高校受験を先生に勧められた一言でやる気になって、無我夢中でレッスンに通い、練習し、勉強して合格できた一人です。やる気にさせてくれる先生に出会わなければ、今の自分はありません。受験に必要なすべての技術と能力を、まとめて考えてくれる先生に出会えていますか?学校の勉強や楽しみを先生は理解してくれていますか?実技とそれ以外の聴音や楽典のレッスンで、貴重なあなたの時間を無駄にしていませんか?
私たちの受験指導は、皆さんが夢見る、将来の音楽家像をより、現実的なものに絞りながら、スタート地点である音楽の学校への受験を支援します。
受験までに残された時間と環境で、合格できる可能性は変わります。
今、皆さんのできることを確かめ、できないことを確かめることから始まります。
そのためには、一番難しい音楽の学校のレベルを知らなければ指導はできません。
受かりやすい音楽学校だから受けるのではなく、自分の夢を実現するための学校選びでなければ、受かっても意味はありません。音楽学校とは普通科の学校と違い、学ぶことを絞り込んだ学校なのです。そこで学ぶものは、音楽家になったときに、必要になる技術と知識であり、音楽学校の友達は、みんな自分と同じ夢を持つ、ライバルでもあるのです。同じ夢を持つ友人だから、共感できることが多いのです。その環境で学ぶために、まずは今日から努力することです。私たちは、皆さんの音楽人生を応援するために、持っているすべての知識と指導技術を使います。

生徒を教える先生方へ

個人や教室で音楽を教えておられる先生方へ。
大切な生徒さんの音楽高校、音楽大学合格のために必要な、技術向上をお手伝いさせてください。私の教室は京王線・横浜線・相模線の通る、相模原市「橋本駅」の駅前にあります。桐朋学園、昭和音大、国立音大、洗足音大、東京音大などへの合格者を輩出しています。それぞれの学校で合格に必要な技術と知識を生徒に学んでもらい、生徒の夢を叶えたいという気持ちは、先生方と共有できるものだと思っております。
少子化の進む現代、音楽家を夢見て、音楽の学校に進路を絞る生徒の絶対数は減少しています。また、学校も生徒、学生の確保と授業の質の向上のため、昔と違う受験方法が一般化しています。。新たな学部、学科、コースも増えています。生徒たちとそのご家族の喜びのために、一緒に指導しませんか?私たちのサポートで、生徒さんの合格実績を上げることが、先生方の指導実績にも直結すると考えています。
聴音・ソルフェージュ・楽典・副科実技など、様々な受験科目を支援できます。
土日・祝日も夜9時までレッスンしていますし、駅ビルの隣で、楽器店も兼ねておりますので、特に弦楽器の受験生にとっては重宝される存在かと思っております。
レッスン内容、代金も一人一人の生徒さんに対応して決めてまいります。もちろん、実技担当の先生との連携が第一ですので、その点もどうぞご安心ください。特定の学校の付属教室ではなく、どこの音楽学校受験にも対応しています。いつからでも構いませんので、お気軽に日本では例のない、音楽学校受験生指導協力についてお問い合わせください。

続けていなければ上達はない。

誰でもがんばれば上手になれることを、前回書いて大変多くの生徒さんから驚きの<声を聴きました。 今度は「続けていないとうまくならないよ!」ということなんです。やめてしまったら、絶対にうまくならないのです。ひとりの生徒さんの4年間の成長を動画にしました。 教室のホームページでお楽しみください

普通の少年

音楽家や演奏家は特殊な家庭で育った特別な才能を持った人だけだと思っておられませんか?
いえいえ!そんなこと、ないのです。
もちろん、音楽家の子供や、とても裕福な家庭の子供や、特別な環境で育った音楽家もいることはいますが、むしろ少数なのです。
ましてや才能なんて関係ないのです。
要するに家族と本人の努力があれば誰でも演奏家になるチャンスと可能性があるのです。その一つの例として、私、野村謙介の生い立ちをご覧ください。メリーミュージックに通う生徒さんと比べて、なんとやる気のない少年だったのか笑)普通の男の子がプロになるまでのノンフィクションストーリーをお読みください。野村謙介55年間の足あと
 http://www.nomuken.net/nomuken.html

趣味として楽しむ音楽だからこそ

音楽を演奏する楽しさを考えてみます。
演奏を職業として生活の糧にする人のことを「プロフェッショナル」とするならば、
そうではない、すべての人たちは「アマチュア」ということになります。
生徒さんたちが間違って思い込んでいることの一つに「演奏がじょうずならプロ」という
固定観念があります。これって、みなさんはどう、思われますか?
必ずしも当たっていないのが「演奏がうまい人=プロ」「うまくない人=アマチュア}という式です。
プロは自分がうまいと思っているだけでは仕事になりません。他人の評価が基準になる場合も多いですね。
一方、アマチュアは他人の評価より、自分の満足が優先しても構わないのです。
メリーミュージックにはプロを目指す人も通っています。実際にプロの演奏家が私たちのレッスンを受けにわざわざ、いらっしゃることもあります。
ほとんどの生徒さんは「アマチュア」です。アマチュアだから上手にならなくてもよい?そうでしょうか?
アマチュアの場合、自分の演奏が上手か、上手でないかの基準はどこにあるでしょう。
多くの生徒さんが自分の演奏がうまくないと思い込んでいます。さらに言えば、練習しても全然上達しないと感じています。
自分で上達したことが分かりやすい面と、わかりにくい面が演奏にはあります。
それこそが上達の過程なのです。自分の演奏に不満があるからこそ、頑張って上達するのです。
どこまで上達できるかは、結果として練習の質と量で決まります。頂上のない、山を登るのと似ています。
自分がいま、山のどの辺りにいるのかを、その山の少し高いところまで登ってきている私たちが教えてあげるのが教師の仕事です。
生徒さんが自分の目標を見失ってしまうことは私たち教える側にとって、一番つらいことです。
趣味で音楽を楽しむことこそ、本来の音楽の楽しみだと言うプロがほとんどです。
自分の好きな速度で練習し、好きな音楽を、好きなように演奏できるのはアマチュアの特権です。
だからこそ、あきらめないで上達の自覚が「今は」持てなくても練習を続けてほしいと願っています。