教室のレッスンは日によってレッスンの時間に幅があります。
明日は駅前教室、原宿南教室とも、ほぼフルタイムレッスンのハードスケジュールです。
兄弟や姉妹でのレッスンも多い上に、発表会前で皆さん気合が入っています。
今日は新学期が始まっていることもあって、静かな金曜日でした。
ブログのトップ画面を加工したりする余裕もありました。が…
レッスンの合間に発表会の伴奏あわせ予定を考えたり、
事務作業も私たちの大切なお仕事です。明日に備えて今日は早めに休みます。
受験生のレッスン
当教室から過去に多くの音楽高校、音楽大学への進学者も輩出しています。
通ってくる生徒さんの多くは趣味で演奏を楽しみたいという方です。
中には、こうした専門家への道を志す生徒さんもいらっしゃいます。
この写真の生徒さんは、当教室のある神奈川県相模原市まで、なんと!
埼玉県深谷市から!毎週通ってこられています。一回のレッスンで、
ヴァイオリンの実技と、聴音・ソルフェージュ・楽典・ピアノのレッスンを
合計3時間、ぶっ通しで受けていかれます。体力も必要です。
音楽の学校を受験するというと、ただ楽器が上手なら良いかと勘違いされますが、
実技以外に、副科のピアノ、聴音(書き取りです)の和声と旋律、ソルフェージュ(楽譜を見てドレミで視唱すること)、楽典(楽譜の知識)などと、一般科目の試験があります。入試自体が数日間続きます。準備が大変であるだけでなく、日本中からレベルの高い学校を目指して受験してきます。倍率より、合格のレベルで難易度が決まります。
この写真の生徒さんは、私たちが学んだ桐朋を目指しています。入試は水物でもあります。どんなに、それまで上手に弾けて、大丈夫だろうと思っていても、試験当日に失敗することも珍しいことではありません。特に、桐朋は実技、聴音・ソルフェージュの難易度がとても高いので、教える側も気を抜けません。この生徒さんは、パガニーニのカプリース、ローでのカプリース、ラロのスペイン交響曲を現在練習していますが、、これから来年の受験までに、さらに多くの曲を弾きこなし、試験直前に指定される課題曲をクリアできなければ、今の努力も合格には結びつきません。
当然のことながら、子供だけでなく、保護者の方の理解と協力がなければ、どんなに技術や本人の意思があっても、音楽学校に進学することはできません。その意味ではとても恵まれていますが、とても厳しい世界です。頑張ってほしいと願っています。
税理士さんと打ち合わせ
ギャルズレッスン
メリーミュージックのレッスンは、、原則個人レッスンてます。ただし、生徒さん同士で仲良く一緒にレッスンを受けたいというリクエストがあれば、グループでのレッスンも可能です。今日は、仲良し三人娘のレッスンがありました。ギャルズレッスンと呼ばせて頂いています!元気な女性たち。もちろん、大人のベテラン(笑)です!本当は三人ともバイオリンの生徒さんなのですが、お一人が現在ビオラでアンサンブルを楽しんでおられます。グリーンスリーブスを練習中。レッスンは、笑い声が絶えません。趣味の音楽って本当に素敵ですね!
新中学生二人
はじめてのソレラミ
今日2度目のヴァイオリンレッスンを受ける4歳のみすずちゃんのために、オリジナル教材曲をあげることにしました。桐朋時代の友人で作曲家の小田百合子さんと、ヴァイオリンのためのメソードを研究中です。現在は試作の段階です。ヴァイオリン教材は、どの楽譜にも何かしら物足りなさや、不満がありました。それならいっそ…と以前からオリジナルの教材を作る考えでいました。今日、みすずちゃんに渡す「はじめてのソレラミ」という曲は、小田さんの作った素敵なピアノ伴奏でたった10小節の曲に、はじめてヴァイオリンで曲を弾く生徒さんに必要な、左手の押さえ方、ボーイングなどの要素を盛り込んだ曲です。みすずちゃんが喜んで練習してくれると嬉しいのですが…。
謙介の日記(その6)
今日は、朝、早くおきて、ごうえん山へ
四人で、のぼった。その山の道のけわしい
こととは、ものすごい。でこぼこ道で、
いっぱいだ。でも、山の中は、とても、きれ
いだ。ウグイスがないたり、セミがないた
りだ。けしきも、さいこうだ。
ちょう上から見る大山は、さいこうだ。
おじぞう様があった。おかあさんは、そ
のおじぞう様のうしろにあった。かめの
石が、ほしくてこまっていた。
そのごうえん山をおりて、こんどは、リフ
トで、大山のとちゅうまでのぼった。
ぼくは、小さい時、一回おかあさんのひざ
にのって、リフトにのったことがあった
だけだ。こんどは、もちろん一人だ。
感想…
改行がまるで原稿用紙のようである。
けわしいこととは、ものすごい
とは。劇画チックである。
今までの日記と比較して、わりあい、よくかけました。
おかあさんのエピソードは子供らしくてかわいい。
リフトに一人で乗れたことを必要以上に強調している。
休日日記帳
週末最終レッスン
当教室は月曜日が定休日ですので、週末の土曜日、日曜日のレッスンがピークです。
駅前教室でも同時進行でレッスンが行われていますが、本日最終の原宿南教室でのレッスンは、
お兄ちゃんI君のピアノと、妹Mちゃんのヴァイオリンレッスンでした。上の写真は、4月に中学生になったお兄ちゃんI君の手と浩子先生の手を比べた楽しい写真。大きいほうがI君です。後ろに小さく、妹のMちゃんのレッスン風景が写っています。成長って楽しいです。そして…
こちらの写真は妹のMちゃんが持っているヴァイオリンケースです。後ろに小さくI君のレッスン風景が写っています。このヴァイオリンケースを開発して実際に販売に至ったのですが、残念ながらすでに製造が終わり、まさに「幻のケース」となってしまいました。もちろん、開発者である私自身もこのケースの製造シリアル番号1号機を使用していますが、とても良くできたカーボンのケースです。現在、日本のヴァイオリニスト数名がこのケースを愛用してくれています。Mちゃんが使っているヴァイオリンは陳昌鼓さんが昨年末に製作したすばらしい楽器です。こうして、兄弟のレッスンをしていると、子供に音楽を習わせる親の心配や経済的な苦労と同時に、親の愛情、そして子供への期待を強く感じるので、教えるのも親の気持ちで愛情を持って教えることになります。明日はお休みです。ゆっくり寝て、鋭気を養い、体のメンテナンスにも時間を割きたいと思います。