相模原市立大沢小学校支援学級に通う小学生20人のために、
来る7月15日に浩子先生と二人でボランティアコンサートに伺います。
一人でも多くの人に、目の前で演奏される「音楽」を楽しんでもらいたいといつも、思っています。以前、市内の小学校支援学級に教室から子供用のヴァイオリンを20セットほど寄付させてもらいました。今回は、子どもたちの日常授業に出来るだけ近い形で演奏できるようにこちらからお願いしました。音楽室にはグランドピアノがあるそうですが、普通学級の授業で使われているため、休み時間しか支援学級の生徒は使えないという事情をお聞きして、それならば、支援学級の教室にあるアップライトで構わないと申し出ました。
私と浩子先生のリサイタルにも、今までにこうした児童や生徒とそのご家族をご招待しています。
まだまだ、こうした子どもたちを奇異な目で見る人がいるのが現実です。
教員時代に横浜にある上菅田養護学校に中学生・高校生のオーケストラ150名を引き連れて、一緒に学ぶコンサートを企画しました。
この時にとても辛かったのが、当時私が勤務していた学校の教員(しかも管理職まで)が、こういsた活動に否定的だったことです。確かに、この活動に移動や運搬で費用がかかること、そして訪問先が小学校・中学校なので平日の日中にしか伺えないことは解決しなければならないことでしたが、大きな問題はなかったのです。実現させて、障害のある子どもたちと、そうでない子どもたちが一緒に音楽を演奏し、聴いて触れ合うことの喜びがありました。
今回のボランティアコンサートをきっかけに、もっと多くの機会を頂けるように頑張ります。