デュオリサイタル6ちらしの訂正

今年12月27日(金)と来年1月5日(日)に実施する私たちのコンサートのちらしに曜日の表示間違いがありました。申し訳ありません。
来年1月5日は日曜日です。以前のちらしに土曜日と記載されています。もしも、お知り合いの方に御案内済みの方がいらっしゃいましたら、お手数ですが訂正をお伝え下さい。御迷惑をおかえけして申し訳ありません。改めて、正しいチラシを掲載します。

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発表会「小さな音楽会13」

来る10月14日(祝日)午後3時より、橋本駅北口ミウィ7階「杜のホールはしもと」を会場に、メリーミュージック生徒さんによる発表会「小さな音楽会」を開催します。今回で13回目となる発表会。525名収容の大ホールで日ごろの成果を発表し、お互いの演奏を聴きあうことを目的としています。一般の方にも公開しております。入場は無料です。約40組の演奏が、ピアノ、ヴァイオリン、フルート、チェロと繰り広げられます。大人の部(夜8時の予定)の前には講師の先生方によるミニコンサートも予定しています。普段レッスンで習っている先生が「演奏家」であることを再認識して頂く場でもあります。最年少5歳、最年長83歳。趣味の音楽が生活の一部になる楽しさを是非多くの方に実感して頂きたいと思っています。技術を競う発表会ではないので、とてもアットホームな「コンサート」です。

展示即売会終了

無事に2013年秋の展示即売会が終わりました。
今回初めて、JIN工房と(株)黒澤楽器店の全面協力を得ての開催となりました。
ゆみの毛替え実演、魂柱の位置調整など、職人さんでなければできないことを、会場内でしていただきました。弓やケースも多くの方にご購入頂き、楽器もお嫁に行きました。
良い楽器は、良い演奏者に巡り会えて初めて命を得るものだと思います。
飾られているがけのヴァイオリンや、投資でお金儲けをするために使われいる楽器はかわいそうです。近々また、小規模のイベントを企画します。是非、またのご来場をお待ちしております。
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展示即売会迫る

いよりよ、明日9月21日(土)に迫った当社展示即売会。この写真は明日展示即売する陳昌鼓氏の最新作です。ヴィオラは展示会に先駆けて、昨晩御購入者が決まりましたが、この楽器も私が1時からのミニコンサートで演奏いたします。
この機会に皆様に「本物の楽器」に触れて頂きたいと思っています。
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第6回デュオリサイタルのお知らせ

今回で6回目となる私と浩子先生によるコンサートです。毎回、新しい曲を加えながら皆様に楽しい時間を過ごしてもらえるように、プログラムを考えています。クラシック好きな方にはもちろん、普段はあまり馴染みのない方でも、自然に心に染み入るような音楽会を目指しています。年末の27日の夜、そして年始1月5日の夕方とも同じプログラムで2箇所の会場で開催します。それぞれの会場の特徴があって、同じプログラムでも全く違った雰囲気を楽しんでいただけます。皆様とともに、音楽を身近に感じられる楽しいひと時を過ごしたいと思っています。
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1808年製作と2013年製作のヴァイオリン

9月21日の展示即売会で演奏し、実際に即売できる楽器は心行くまで試奏して頂き、納得いただければ破格のお値段で販売させて頂きます。この写真は昨日私が撮影したものです。1808年イタリアのサンタ・ジュリアーナという製作作家が作ったヴァイオリンを1971年にメニックという会社から輸入してもらった楽器です。それ以来ずっと私の愛器です。陳昌鼓さんの楽器は若々しく力強い音色の中に、暖かい柔らか味のある音色が特徴です。kensukef

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楽器選びの楽しさと難しさ

ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロといった弦楽器を選ぶのはとても楽しいことであると同時に、とても難しいことだと長年選定に携わり、自分自身のヴァイオリンとヴィオラにめぐり合うまでのプロセスを考えると痛感します。
アマチュアの方が楽器を選ぶ基準は、まず価格です。もちろん、プロでもそうなのですが、プロの場合優先順位が違ってきます。
では、価格の違いはどこから発生するのか?
単純に考えれば、現在製作者が存命である場合、生活していくに足る楽器の販売価格というものがあります。
楽器の製作にかかる材料…木やニスなどでも原材料費が変わります。
そして、一丁の楽器、一本の弓を完成させるまでにかける時間でもコストは変わってきます。
もちろん、何人かが共同し手分けして分業すれば、楽器の単価は安く出きます。その究極が「プレスによる大量生産」工場で人の手をほとんどかけずに、安い材料で機械を多用してとにかくたくさん作ることで、1セットあたり数千円の原価で作ることが出来る時代になりました。
ひとりの職人さんがすべて、手作りで作った楽器・弓の価格は…
これが様々です。原材料費は表に出てきません。まず、どんな木を使っているのか?素人目には判断できません。伐採してからどれだけの年数が経っているのかを判断できる方法がありますが、一般的に知られていません。なぜなら…それをみんなが知ってしまったら、木が新しいものか?ラベルに書いてある製作年数が本当なのか?うそなのか?…すぐにわかって「しまう」ことを嫌がる「悪徳業者」がいるからです。専門の鑑定士が鑑定すればラベルの真偽は鑑定できます。テレビでもおなじみですよね?街の楽器屋さんで売られているほとんどの「オールド」と呼ばれる楽器には、きちんとした鑑定書が付いていません。鑑定書が付いている楽器・弓は桁違いに高くなります。
言い換えると「鑑定書がない高い楽器・弓はラベルを信じられない」ということです。話を戻して現在も製作されている方の楽器や弓の価格が、何故ちがうのか…ですね。
結論を言えば「基準はない」のです。
イタリア製だから良い。これは間違いです。
見た目がきれいだから良い。これも違います。
コンクールで一位になった人の楽器だから良い。これも違います。
有名な製作者の楽器だから良い。これも違います。
高いから良い。まったく違います。
有名店で売っているから良い。間違いです。

ではアマチュアの方はどうやって楽器を選べば良いのか?
信頼できるヴァイオリニストが、信頼する楽器製作者から直接、紹介された楽器を、弾き比べてもらい、自分の好きな音の出せる楽器と弓を、自分の予算内で選ぶ」

これが究極の楽器選びだと思います。
私は40数年、ヴァイオリンを学び続け、素晴らしい楽器にめぐり合い、たくさんの楽器を選定してきました。そして、数年前に楽器製作者陳昌鉉さんと出会い、その命をかけた楽器製作現場で一緒に立ち会って楽器を育て、陳昌鉉さんが亡くなってからも、御子息の陳昌鼓さん、陳昌龍さんとパートナーとして、友人として付き合って頂ける幸運に出会いました。
みなさまに、少しでも良い楽器と弓を、少しでも安く、安心して使って頂きたいと陳さんたちと考えています。
ぜひ、9月21日に皆様の楽器選びのお手伝いをさせていただきたいと願っています。
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弓製作の陳昌龍さんと

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2012年1月のムジカーザリサイタルにお越しいただいた陳昌鼓さんと、この年5月に急逝された陳昌鉉さん。

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ケースも個性的に!

展示即売会では普段このあたりのお店では手にとって見ることのできないヴァイオリンケースも展示販売いたします。単に「入れ物」としてのケースではないのがヴァイオリンケースです。大切な楽器を持って移動するときに、丈夫で軽く、できることなら「おしゃれ」でありたいですよね?今回はこだわりのケースたちをそろえてみました。
ドイツ GEWA社製、IDEAケース
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カーボン色
1.8キロ
定価 115,500円

IDEA 2.0
シルバー色
2.0キロ
定価 105,000円

IDEA 2.3
白、赤、赤紫、紫
2.3キロ
定価 68,250円
昔はケースといえば「ゲバ」でした。木製の重たいケースでした。現代のケースの主流派FRP、グラスファイバー、そしてカーボンです。アコードというメーカーのカーボンケースが一時期、ソリストの間で人気になりましたが、割れやすいという致命的な欠陥があり私はお勧めしません。お持ちのケースからこの機会に個性的なケースにしてみませんか?

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弓も試奏できます

9月21日の展示即売会では、陳さんの作った弓に加えドイツの「Paesold(ペゾルト)」
スイスの「FINKEL(フィンケル)」
アメリカのカーボン弓「CodaBow(コーダボウ)」の弓、2万円台から20万円台まで、10本以上展示
プロも愛用の各メーカーの弓の違いをお試し下さい。bow