山形県大石田蔵座敷コンサート

10月27日に山形県の大石田にある蔵座敷で私たちのコンサートがあります。
西洋音楽と蔵…まさかまさか「蔵シック」
いや…この蔵座敷で練習をされていた声楽家の佐藤さんの企画です。
こういったコンサートも私たちの大切な演奏を広める演奏会です。
皆様のお声がけ、心からお待ちしております。
yamagata

指導者として

今日は自宅レッスンでスタート
駅前教室でもヴァイオリンとトランペットのレッスンが並行して行われています。

最近レッスンして思うことは
「生徒の思っていることを読み取る観察力」
生徒の技術的な弱点を見つけるのは難しいことではありません。
むしろ、その原因を深く考えて、今からどうすれば良いのかというアドヴァイスをするために、
生徒の思考パターン、性格を観察しています。
練習の意欲を高めるためにも生徒一人ひとりの目的意識がどこにあるのか?を見つけ、
音楽以外の興味関心に踏み込んでいくことも必要です。
技術の向上と習得には、精神的な裏づけがなければ指導者の「思い上がり」で終わってしまいます。
「教えたからできるはず。できない生徒は能力が低い」
「技術がない人には教えられることが少ない」
「一回のレッスンだけでは何もできない」
「準備していたレッスン内容にこたえられないのは生徒のせい」
などなど
指導者が陥りやすい落とし穴です。
生徒の個性を感じ取るために、こちらが心を開き、生徒以上の観察力で接しないと…と思うのでした。

おすすめコンサート

今月8月より当教室でチェロのレッスンを担当して下さることになった、山岸彩子さんのコンサート情報です。よこはまみなとみらい小ホールでの演奏会です。このホールは個人的に音響といい雰囲気といい日本で一番好きなコンサート会場の一つです。
空間の大きさも独奏者の繊細な息遣いと全体に広がった残響の美しさが調和しててとも気持ちのよい音に浸ることが出来ます。チケットのお問い合わせは当教室までどうぞ。
yamagishi

チェロの新しい先生です。

今月から当教室でチェロのレッスンを担当して下さることになった、チェリストの山岸彩子先生です。音楽大学の非常勤講師と演奏活動をされている方で、お人柄にひかれてレッスンをお願いしたところ、御快諾いただけました。メリーオーケストラの指導もお願いしました。yamagishi01

桐朋夏期講習

先週土曜日から始まった、桐朋の夏期講習に私たちの生徒さんが参加しています。
音楽を専門に学ぶ学校を「音楽高校」「音楽大学」といいますが、多くの方にその内容は知られていません。一般の学校で行われている「音楽の授業」とは全く異なる音楽教育が行われていると思って下さい。たとえば、音楽高校の授業に「音楽」という教科はありません。「音楽理論」や「音楽史」「聴音」「ソルフェージュ」などの音楽専門の教科がたくさんあり、そのほかに数学や体育、英語などの一般教養科目を学びます。夏期講習では、当然のように実技模擬試験も行われます。
試験の結果を見ながら担当の教員からレッスンや授業を受けることもできます。最後の日には入試ガイダンスがあります。
私も中学生の頃に講習を受けましたが、居並ぶ受験生の多くが全国から集まってきた「桐朋受験エリート」ですので、その中でコンプレックスを感じないはずがありません。
自分がどのくらいできるのか?何ができないのか?これから何をするべきなのか?
受験までに残された日を一日も無駄にせずに、スタートラインである「合格」を目指すことが音楽学校入試です。       

荒城の月

本日も82才の生徒さんレッスン。毎日少しずつ練習しているんです!と。驚くことに、荒城の月を最後まで演奏できるようになっていました!
ご本人曰わく、夢のようです!わー!すごーい!
純真にはしゃいでおられる生徒さんってこちらが幸せになります。IMG_20130725_172545

野木エニスホールに出張レッスン&ミニコンサート

茨城県古河市立総和中学校ストリングオーケストラ部に毎年恒例の合奏指導に行ってきました。
今年は2・3年生57人でカプリオール組曲を練習中。コンクール直前の仕上げに10年以上、呼ばれています。
今年は、浩子先生と二人で身にコンサートを実施。ヴィオラの演奏も含め全4曲を昼の休憩後に演奏しました。
セーラー服のかわいい中学生たちは本当に素直で教えがいのある子供たちばかりです。

動画は
http://www.youtube.com/watch?v=s4g8mXrqPd8&feature=youtube_gdata_player
でどうぞ。
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野木04

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手工芸品のチェロ

チェロと言っても大量生産で作られるものから、ひとりの職人さんが、最初から最後まで手作りするものがあります。良い楽器は、必ずしも古いだけでもなく、高いだけでもなく、健康で、良い木を使い良いニスを丁寧に何度も塗って、高い技術で仕上げたものこそ良い音を出してくれます。この写真の楽器は、陳昌鼓さんが最近完成させたばかりのチェロ。柔らかく太い音。木は150年以上寝かせて乾燥させた木を使っています。IMG_20130720_150607