メリーミュージックブログ

演奏家夫婦が優しく丁寧に指導

TEL.042-782-1922

※原宿南教室〒252-0103
神奈川県相模原市緑区原宿南2-26-1

楽器・弓

弦楽器展示即売イベント開催

来る3月7日土曜日に橋本駅前のメリーミュージックで
入門用ヴァイオリンから掘り出し物のモダン楽器を多数取りそろえます。
ただみるだけでも楽器の姿を楽しめますが、実際にご自身で音を出してみたり、プロが引き比べをしてみたりと通常の店頭では体験できない「楽器選び」ができます。
すでに楽器をお持ちの方には弓毛交換や楽器点検を実施します。事前にお申し込みが必要です。買い換え応援プランでお手持ちの楽器をお預かりし、他のお客様に斡旋するお手伝いもいたします。
お子様用の分数ヴァイオリンセットも本数限定で特別価格販売いたします。
他店では体験できない「自分の好みの楽器選び」ができるチャンスです。

教室の模様替え

アフタヌーンコンサートなどでより多くの方が教室で快適に音楽を聴いたり、演奏したり出来るように教室内の模様替えをしています。入り口を入ってすぐの待合スペースも配置換え。教室内も今までで最も広く使えるようになりました。4色の楽器ケースも入荷して、皆様のお越しをお待ちしております。

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梅雨時の楽器管理

いよいよ、関東地方も梅雨入りのようですね。
暑ければあついで「早く涼しくなって~」と思うのはわがままですね。
あと何ヶ月かしたら「寒い~。暖かくなって」と思うのでしょうから。
さて、ヴァイオリンなどの弦楽器にとって、これからの由津時は湿気との戦いです。
とは言っても、楽器自身は何も言えず、自分で動くこともできません。
大切なあなたの楽器を健康に保つために、アドバイスです。
特に、普段は忙しくてなかなか楽器を手にすることができない方のために。
以下、ご参照下さい。

楽器の湿気対策

基本は楽器表面を出来るだけ、空気に触れさせておくことです。
ケース内部の内張りの布に裏板が押し付けられることになるので、
持ち歩かないときには出来るだけ、ケースから出して、机の上や棚など固いところに、スタンドに立てて置いてあげるのが理想です。スタンドがなければ、日の当たらない部屋のどこかに、釣り糸(テグス)を使って楽器をつるして上げられれば、もっと良いですね。地震が来たときに回りにぶつからない場所を選らべれば最高です。
テグスはどこにでも売っています。太いテグスならヴァイオリン程度で切れることはありません。工夫して部屋のオブジェにするつもりで考えてみてください。

どうしても、ケースに入れるとき、外に持ち歩くときも含めて以下の対策を採ってください
1 ケースを完全に空にします。松脂、布、小物、もちろん楽器と弓もすべて取り出してください。
2 ケースの内部にドライヤーの熱風を分から10分ほど、焦げないように注意しながら当てます。内張りの布が張ってある部分、すべてに熱を加えて、ケース内部の湿気を完全に飛ばします。
3 熱が完全に冷めるまで放置します。この間に、フェイスタオル程度の大きさの普通のタオルにアイロンがけをして、カラカラになるまで乾燥させます。部屋においてあるだけのタオルには驚くほど湿気が含まれ居ますので、アイロンをかけます。
4 ケースの内部が冷めたことを確かめてから楽器や小物をしまいます。楽器の上に先ほどのカラカラに乾燥させたタオルを掛け布団のように乗せてケースの蓋をします。持ち歩かないときは蓋をせずに開けておいたほうが空気が通ります。
このタオルを出来るだけ頻繁に交換します。楽器の周りの湿気を、タオルが吸ってくれます。楽器より乾燥していることで初めて除湿効果があります。

以上、湿度の高い梅雨の時期を乗り切るための方法を書きましたが、何よりも楽器に毎日触れてあげて、少しでもいいので布で楽器を拭いてあげるのが一番です。
ケースに入れっぱなしにすれば、カビが生えたり、虫に食われたり、楽器にとって最悪の環境になりますので注意してください。

どうでしょうか?是非、楽器とずっと仲良くつきあうために、実践してみてください。
なお、楽器の無料点検、現在も実施しております。お気軽にどうぞ1

雨の日の移動

相模原は昨晩から雨です。今朝、いつものように楽器を持って駅前教室にバスで来ました。
自家用車で移動する人には、雨が降っても楽器がぬれる心配は殆ど無いのですが、
どうしても傘でかばいきれないケースの「雨対策」について。
一般にヴァイオリンケースはケース表面が布地です。どんなに撥水加工してあったとしても、
ファスナー部分から雨水がケース内部に浸透してしまいます。
ケースの持ち手側から、すっぽりとビニールのカッパのようなカバーを掛ける方法があります。
ただ、このカバーの難点は背負って持てなくなることです。
傘を片手に持っているので、できればもう一方の手は開けたいですよね。
そこが辛いところです。
ヴァイオリンケースでもカーボンや樹脂製のケースも増えてきました。
ただし、これらのケースにしてもいわゆる「防水」ではないので気をつけてください。
私が自分でヴァイオリンケースを設計した時に、製作メーカーが多くのケースの耐水検査をしました。もちろん、中には楽器をいれず、ホースで直接水をかけるという過酷なテストでした。
その結果、ほぼすべてのケースが内部に水漏れしました。それらの中で当時最も水の侵入が少なかったのはフランスのバムのケースでした。現在はまた違うかもしれません。
究極のヴァイオリンケースを作る夢は未だに持っていますが、たくさん売れるものでもなく、
価格も市販のケースよりずっと高くなるため、なかなかメーカーが見つからないのが現状です。
この夢のケースができるまで、雨対策、工夫しましょう。

弦楽器フェアで話題になったヴァイオリン入荷

東京弦楽器フェアで注目されていた北京の老舗ヴァイオリン工房がありました。
ものすごくコストパフォーマンスが高くて驚いたのは私だけではなかったようで、たくさんの方がその場で契約されていった工房の楽器です。
今の社長(職人さん)のおじいさんの代からの工房で、まだ日本にはほとんど輸入されていない楽器。ヨーロッパでは多くの方に使用されている楽器です。
その工房から楽器を選定させてもらいました。今回紹介するのは希望価格40万(税別)の楽器ですが、価格とはかけ離れた音色のよさに驚きます。
白木の状態で3ヶ月以上乾燥させてからニス塗りに入るこだわりと、古材を使った独特の音色はさすがです。「中国」にアレルギーを持ってしまうと先入観から悪く思われますが、楽器として本当に良いものだと思います。

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出物ヴィオラのご紹介

教室で預かっている下取り品のヴィオラの紹介です。
とても柔らかい音色の楽器と新品の弓、中古ですがとてもきれいな角形ケースをセットにして
20万円からの販売です。弓をグレードアップすることも可能です。
演奏している動画をご覧ください。ご興味のある方、ぜひこのチャンスに!

弦楽器フェアで20年ぶりの再会

九段下にある科学技術館で毎年行われる弦楽器展示会。今年も行ってきました。
そして、私の教員時代初期の教え子くんが41歳になり立派な弦楽器制作職人としてイタリアのクレモナでアトリエを持って活躍し、今回、このフェアに出展していました。20年ぶりの再会です。
彼の素晴らしいヴァイオリンとヴィオラも演奏させてもらい、ほかの多くの楽器も実際に弾いて音色や価格を確かめてきました。生徒さんに楽器を選定する仕事をしている私にとって、世界中の弦楽器製作者の最新作を製作者の説明を聞きながら弾くことができるのはとても貴重な経験であり、同時に価格調査でもあります。手頃な価格で良質な楽器も今後入所できるかも?という出会いもありました。
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展示即売会終了

無事に2013年秋の展示即売会が終わりました。
今回初めて、JIN工房と(株)黒澤楽器店の全面協力を得ての開催となりました。
ゆみの毛替え実演、魂柱の位置調整など、職人さんでなければできないことを、会場内でしていただきました。弓やケースも多くの方にご購入頂き、楽器もお嫁に行きました。
良い楽器は、良い演奏者に巡り会えて初めて命を得るものだと思います。
飾られているがけのヴァイオリンや、投資でお金儲けをするために使われいる楽器はかわいそうです。近々また、小規模のイベントを企画します。是非、またのご来場をお待ちしております。
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楽器選びの楽しさと難しさ

ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロといった弦楽器を選ぶのはとても楽しいことであると同時に、とても難しいことだと長年選定に携わり、自分自身のヴァイオリンとヴィオラにめぐり合うまでのプロセスを考えると痛感します。
アマチュアの方が楽器を選ぶ基準は、まず価格です。もちろん、プロでもそうなのですが、プロの場合優先順位が違ってきます。
では、価格の違いはどこから発生するのか?
単純に考えれば、現在製作者が存命である場合、生活していくに足る楽器の販売価格というものがあります。
楽器の製作にかかる材料…木やニスなどでも原材料費が変わります。
そして、一丁の楽器、一本の弓を完成させるまでにかける時間でもコストは変わってきます。
もちろん、何人かが共同し手分けして分業すれば、楽器の単価は安く出きます。その究極が「プレスによる大量生産」工場で人の手をほとんどかけずに、安い材料で機械を多用してとにかくたくさん作ることで、1セットあたり数千円の原価で作ることが出来る時代になりました。
ひとりの職人さんがすべて、手作りで作った楽器・弓の価格は…
これが様々です。原材料費は表に出てきません。まず、どんな木を使っているのか?素人目には判断できません。伐採してからどれだけの年数が経っているのかを判断できる方法がありますが、一般的に知られていません。なぜなら…それをみんなが知ってしまったら、木が新しいものか?ラベルに書いてある製作年数が本当なのか?うそなのか?…すぐにわかって「しまう」ことを嫌がる「悪徳業者」がいるからです。専門の鑑定士が鑑定すればラベルの真偽は鑑定できます。テレビでもおなじみですよね?街の楽器屋さんで売られているほとんどの「オールド」と呼ばれる楽器には、きちんとした鑑定書が付いていません。鑑定書が付いている楽器・弓は桁違いに高くなります。
言い換えると「鑑定書がない高い楽器・弓はラベルを信じられない」ということです。話を戻して現在も製作されている方の楽器や弓の価格が、何故ちがうのか…ですね。
結論を言えば「基準はない」のです。
イタリア製だから良い。これは間違いです。
見た目がきれいだから良い。これも違います。
コンクールで一位になった人の楽器だから良い。これも違います。
有名な製作者の楽器だから良い。これも違います。
高いから良い。まったく違います。
有名店で売っているから良い。間違いです。

ではアマチュアの方はどうやって楽器を選べば良いのか?
信頼できるヴァイオリニストが、信頼する楽器製作者から直接、紹介された楽器を、弾き比べてもらい、自分の好きな音の出せる楽器と弓を、自分の予算内で選ぶ」

これが究極の楽器選びだと思います。
私は40数年、ヴァイオリンを学び続け、素晴らしい楽器にめぐり合い、たくさんの楽器を選定してきました。そして、数年前に楽器製作者陳昌鉉さんと出会い、その命をかけた楽器製作現場で一緒に立ち会って楽器を育て、陳昌鉉さんが亡くなってからも、御子息の陳昌鼓さん、陳昌龍さんとパートナーとして、友人として付き合って頂ける幸運に出会いました。
みなさまに、少しでも良い楽器と弓を、少しでも安く、安心して使って頂きたいと陳さんたちと考えています。
ぜひ、9月21日に皆様の楽器選びのお手伝いをさせていただきたいと願っています。
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弓製作の陳昌龍さんと

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2012年1月のムジカーザリサイタルにお越しいただいた陳昌鼓さんと、この年5月に急逝された陳昌鉉さん。

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ケースも個性的に!

展示即売会では普段このあたりのお店では手にとって見ることのできないヴァイオリンケースも展示販売いたします。単に「入れ物」としてのケースではないのがヴァイオリンケースです。大切な楽器を持って移動するときに、丈夫で軽く、できることなら「おしゃれ」でありたいですよね?今回はこだわりのケースたちをそろえてみました。
ドイツ GEWA社製、IDEAケース
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カーボン色
1.8キロ
定価 115,500円

IDEA 2.0
シルバー色
2.0キロ
定価 105,000円

IDEA 2.3
白、赤、赤紫、紫
2.3キロ
定価 68,250円
昔はケースといえば「ゲバ」でした。木製の重たいケースでした。現代のケースの主流派FRP、グラスファイバー、そしてカーボンです。アコードというメーカーのカーボンケースが一時期、ソリストの間で人気になりましたが、割れやすいという致命的な欠陥があり私はお勧めしません。お持ちのケースからこの機会に個性的なケースにしてみませんか?

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