メリーミュージックブログ

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楽譜に書かれていないこと

 映像はデュオリサイタル14で演奏したピアソラの「タンゴの歴史」からカフェとナイトクラブ。
 楽譜に書かれていないことって?ダウンやアップ?指使い?
もちろん、楽譜によって指使いの指定やボウイングの指定があるものと無い楽譜があります。今回はそれ以外に書かれていないこと…例えば音色やグリッサンド・ポルタメントの有無、微妙な音量の変化や音符の長さの変化についてです。
 楽譜の通りに演奏することがクラシック音楽ん基本でもありますが、他方で演奏者の個性は楽譜に書かれていない「演奏技術」で決まります。極論すれば演奏者の感性とこだわりが発揮されるのが「楽譜に書かれていないこと」です。
 特にクラシック以外の演奏になるとやたらとグリッサンドやポルタメントを多用するヴァイオリニストが増えます。大いなる勘違い(笑)だと思います。グリッサンドすれば「色っぽい」と思い込んでいるのかもしれません。ポピュラー音楽の中で「演歌」でもこのポルタメントは「肝=きも」でしか使いませんよね。ロックギターのチョーキングやアーム奏法でも効果を考えて使います。
 楽譜に書かKれていないからこそ、演奏者の「品」が問われます。下品にならず、かと言って淡白でもない演奏はグリッサンドだけで表現できるはずがないのです。
 バッハの音楽を演奏する時に「しない」事は基本ポピュラーでもしないのが当たり前です。意図的に色を付けるために一種の「効果音」として考えるべきだと思います。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ヴァイオリニスト・ヴィオリスト 野村謙介

思い出の曲

 中学生の頃に学校のクラブ活動オーケストラで演奏した記憶の消えない「ミスターロンリー」当時はレターメンの歌が大好きでした。
 人間の記憶は最後まで残るのが嗅覚=香りの記憶だそうですが音楽と結びつく記憶もありますよね?
 人によって記憶はすべて違います。その人の「人生」が音楽によって蘇ることも素敵な事だと思います。
 単に懐かしい…と言う以上に当時の光景や人の顔が走馬灯のように思い浮かぶ瞬間があります。

 こちらは松田聖子さんの歌っていたスイートメモリーズ。ペンギンが(笑)
そんな音楽を自分で演奏する時「自己満足」にならないように、聴いてくださる方が初めて聴いて印象に残るような演奏をしよう!と心掛けています。
 同じ世代の方には懐かしい音楽ですね。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ヴァイオリニスト・ヴィオリスト 野村謙介

ヴァイオリンとピアノのためのソナタ

 映像はデュオリサイタル1で演奏したブラームス作曲ヴァイオリンソナタ第1番第1楽章。今から15年前、私たちの初めてのデュオリサイタルでの演奏です。
 この曲は私が20歳の時に初めてリサイタルを開かせてもらった時のプログラムに居れた曲です。当時は全楽章演奏し、ほかにバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番を演奏しました。学生時代からこの曲「だけ」は(笑)室内楽のレッスンを受けていました。
 一般にピアノソナタは星の数ほど(笑)あるのに対して、ヴァイオリンとピアノのためのソナタは演奏される機会のあるものが限られています。
 一方でなぜか?ヴァイオリンは協奏曲に人気があります。
ピアノ協奏曲をアマチュアの人が練習することはあまり多い事ではないのですが、ヴァイオリンの場合にはソナタをレッスンで演奏することの方が少ないのが実状です。
 音楽大学の実技支点の場合で考えても、ピアノの場合はソナタが課題曲になることが多く、ヴァイオリンの場合は協奏曲が課題曲になります。
 理由を考えると、ピアノとヴァイオリンの為のソナタ=ヴァイオリンソナタの場合にはピアニストとヴァイオリニストが対等な関係で演奏するため、二人のアンサンブル=室内楽的技術が不可欠になります。ヴァイオリンの実技試験でピアニストと合わせる技術を評価するのは、ヴァイオリンの演奏技術以上のものを評価することになってしまう事がその原因だと思います。
 もちろん協奏曲=コンチェルトであっても「伴奏」に合わせる技術は不可欠です。ヴァイオリンソナタのピアニストは「伴奏」ではありません。あくまでもヴァイオリンと対等な関係の「ピアノ演奏者」として扱われます。本来コンチェルトでもソリストと共演する・協演するのが正しいオーケストラ(代わりのピアノ)であるべきです。ただコンチェルトでは「独奏」と言う言葉が用いられるために「伴奏」と言う表現になるのだと思っています。
 ヴァイオリンソナタは、ヴァイオリニストとピアニストが相手の演奏する音楽を自分の音楽の一部として考える能力・技術が不可欠です。一人だけで練習しても二人でソナタを演奏することは出来ません。それがソナタの美しさであり難しさでもあります。
 このブラームスのソナタは私の中で一番好きなヴァイオリンソナタです。
ちなみに動画の中で大傷が(笑)あるのですが…実はこの第1回のデュオリサイタルだけ、私は「楽譜を見ながら=譜面台を立てて」演奏しました。
 そして!譜めくりに失敗したのでした(涙)1小節休符の間に譜めくりする場所で見事に失敗したのには「深いわけ」がありまして、実は暗譜で弾こうか迷っていたのです。暗譜で弾けなくもなかったのになぜ?見栄なのか?譜面台を立てたばかりに演奏しながら「このまま暗譜で弾く!」と言う私と「いや!最後の曲だから譜面を見る!」と言う気弱な私が戦い、手を出す=譜めくりするタイミングを逃したのでした。とほほ・・・・
 教訓「見るなら迷わずに見る!」です。
いつかまた、二人でこの曲を演奏することもあるかも知れません。
今度は暗譜で演奏します!
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ヴァイオリニスト・ヴィオリスト 野村謙介

手首のヴィブラート

 映像はデュオリサイタル15で演奏したラフマニノフ・クライスラーの祈り。
今回のテーマはヴィブラートのかけ方について。以前のブログでもヴァイオリン・ヴィオラのヴィブラートについて書きましたが今回は「手首のヴィブラート」に絞って考えてみます。

 そもそもヴィブラートは音の高さを曲線的に連続して変化させることです。
・弦を押さえる指先の適度な硬さ
・指の関節の柔軟性と可動範囲の大きさ
。弦は押さえない親指の柔軟性と力の方向
。てのひらの筋肉の柔軟性と強さ
・手首の関節の可動範囲と柔軟性
・前腕の角度と手首の角度=てのひらの向き
・前腕の筋肉の強さと柔らかさ
・上腕と胸筋の脱力
言うまでもなく最終的には「音を聞きわける耳」が一番大切です。
動画を見て頂くと手首を「支点」に掌が「回転運動=倒れたり起きたり」していることがわかると思います。掌を動かしているのは前腕の筋肉です。さらに左手の親指はネックに触れた状態で付け根の関節が自由に動かせることが大切です。手首を支点にしながら親指は上方向への力を発生します。
 弦を押さえている指は腕=肘のヴィブラートと大きく違い、ネック=弦に対して平行な運動にはなりません。腕・肘のヴィブラートは基本的にポジション移動と同じ運動です。ネック・弦と平行に動きますが手首のヴィブラートは「指が倒れたり起きたりする」運動になります。指の関節の「伸び縮み」は腕のヴィブラートより少なくなります。
 手首のヴィブラートはポジション移動と全く違う運動で使う筋肉も違います。
腕のヴィブラートは上腕の筋肉と肩の付け根の筋肉を使います。
手首のヴィブラートは前腕の筋肉なのでより小さなエネルギーで運動できます。
 指を曲げたままでヴィブラートできるメリットもあります。
どんな方法であっても、角のない曲線的なピッチの変化に加え、速さと深さをコントロールできることが大切です。
 自分の音を録音して聴いてみると「ヴィブラートの波」を冷静に観察できます。自分の演奏をぜひ!聞き直して頑張りましょう!
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ヴァイオリニスト・ヴィオリスト 野村謙介

CD第4弾をを作る!

 決意表明(笑)がテーマみたいですが、映像は私たちのCDシリーズ「Tenderness」第1弾のベルガモットに収録したパラディス作曲のシシリエンヌ。
 過去の3作とも自宅で演奏しながら録音したものです。基本二人だけでマイクや機材のセッティングから演奏した録音ごとに確認して、トラックダウン・マスタリングまで自分で行い、パッケージのデザインから印刷・作成も自作です。
 何よりも費用がかけられないと言う現実問題があります。
録音するためにホールやスタジオを借りて、録音御者にお願いすれば自分たちは演奏に専念できますが当然、コストは自作に比べ10倍以上…もっとかかります。
 さらに自分たちが納得のいく演奏が出来るかどうか、確信のない状態で場所や人を使えないのも事実です。
 3作を録音した際に使っていた機材のうち、主役であるMTR(録音する機械)が経年劣化で使用できなくなり…かれこれ30年ほど使った機械ですから無理もありませんが。ど~しよ~ど~しよ~♪なのです。
 このところよく使う機材はビデオの撮影を中心にしたものなので録音を主に考えるとかなり使いにくい。
 昔の社名「TEAC」現在は「TASCAM」のMTR…昔より安くなったとはいえ金額的に考えると3時間録音業者に頼む金額2回分(笑)つまりこれから3作のCDを作るならMTRを購入したほうが安く上がる計算です。ど~しよ~ど~しよ~(笑)
 どっちにしても!演奏がメインなのであります。そこんとこ大事にします!
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ヴァイオリニスト・ヴィオリスト 野村謙介

音楽のダイナミックレンジと雑音の関係

 映像はNPO法人メリーオーケストラが演奏したラヴェル作曲のボレロです、
今回のテーマである「ダイナミックレンジ」とは一言で言えば、一番小さな音と一番多く青戸との「差」をdb=デシベルと言う単位であらわすものです。
 ボレロの冒頭武運はスネアドラムの独奏とヴィオラとチェロのピチカートで始まります。一般的に考えれば小太鼓の音が「小さい」と言う感覚はないかもしれませんが実際にホールの客席聴こえる音は極めて小さな音です、
 その最小の音量からボレロ終結部の最大の音量との差がこの曲の「ダイナミック」となります。
 人間の耳は約120dbのダイナミックレンジを持っていると言われています。
聴力検査で色々な音の高さの音が聞こえるか?検査しますが約30dbです。
小さな音は静かな場所でなければ聞き取れませんよね?
逆に言えば静かな場所では小さな音を大きく感じるのが人間の聴覚です。
 録音する番委に雑音の事をノイズと言い、記録したい音の事をシグナル=信号であらわします。の二つの割合をS/N比という言葉で表し単位はdb=デシベルになります。このS/N比の数字が大きいほど雑音が少ないということを表わします。
 昔のカセットテープレコーダーでラジオや音楽を録音すると、音楽屋人の声以外に「サー」と言うノイズが聞こえてしまうものでした。その雑音を小さくして録音・再生するための圧縮と復元をする機能を考え出したのが「DOLBY」ドルビーという会社です。今でも映画の最後に見かけるロゴがありますよね?
 カセットデッキに「ノイズリダクションシステム」として搭載されて機能です。
 カセットテープのサーノイズはデジタル録音になって亡くなりました。
飛躍的にノイズが減り、16bit録音だと96dbという素晴らしいダイナミックレンジで録音再生できるようになりました。24bitになると144db…人間の貯力を超える幅の音量差ですので意味はありません(笑)

 ここまで録音・再生する機会による音量差を書きましたが、音楽によってその音量差が全く違います。再生して音楽を楽しむ方法もヘッドホンやイヤホンになりました。ポップスの場合には一曲の音量差が小さいのが得量です。
「ロックって大音量でしょ?」はい、その通りですが小さい音は演奏されませんから音量差は少ないのです。
 クラシック音楽でもピアノ1台のダイナミックレンジとヴァイオリン1丁のダイナミックレンジは違いますしオーケストラの演奏となればさらに大きな音量差があるのです。
 その音量の幅こそがオーケストラの魅力でもあります。
ちなみに下の映像はボレロの冒頭部分を電気的に大きくしたものです。

 音量を「平均化」することで聴きやすくなりますが音楽の魅力は逆に少なくなります。どちらが良い…と言うことではなく、音楽によって本来あるべき音量差を楽しむことも理解してもらえればと思っています。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ヴァイオリニスト・ヴィオリスト 野村謙介
 

聴く人が感じる音楽の風景

 映像は一昨年2021年12月のデュオリサイタル14で演奏したピアゾラ作曲のグランタンゴです。チェリストのロストロ・ポービッチのために作られた曲でR素がヴィオラ用の楽譜も書かれている珍しいものです。
 ヴィオラのパート譜10ページほどを暗譜するのはかなり大変でしたが(笑)この前年に初めて演奏し再度練り直して演奏しました。
 さて音楽を聴いて感じる風景や感情は、当然ですがすべての人が違うものです。曲のタイトルで先入観を持つこともあります。また歌詞のある歌の場合には、歌詞の内容も重要なものです。言葉によって心情や風景を表している場合には演奏者=歌手は詩から感じるものを表現します。聴く人がその歌詞を理解できる場合と理解できない場合がありますよね?例えばロシア語で歌われている歌を日本人…ロシア語を知らない人が聴いて何を歌っているのか?わかるはずがありません。曲のタイトルだけが手がかりになる場合もあります。
 器楽の場合には演奏する人も聴く人も、自由に音楽から感じるものを想像します。作曲者の意図したものとは違う事も自然なことです、
 演奏者が思い描いている情景や心情・風景が聴く人に伝わらないことも自然なことです。むしろ、聴く側は演奏者が感じているものよりも、自分が想像することが重要なのです。演奏者が「押し売り」するのは間違いだと思っています。
 「これから演奏する音楽は●●を表したものですから、その通りに感じてください」って押し付けがましくないですか?(笑)と言うより大きなお世話だと思うのです。演奏者の解釈はあってよいことですし、それをお客様に予め伝えることも間違っていません。しかしそのことで聴く人の自由な創造を「邪魔」してしまうリスクもあると思うのです。演奏しようとする音楽に関心を持ってもらうために、自分の解釈を伝える場合もありますがそれを他人に押し付ける気持ちがなくても、結果的に聴く人や見る人の想像力を狭めてしまう場合があると思います。
 絵画を説明なしに見た時の「印象」があります。人によって違います。
同じ作品でも感じ方は自由です。ピカソの絵画を「落書きだ」と思う人がいてもピカソは怒りませんでした。作曲した音楽を「駄作だ」と言われて書き直した作曲家もいれば、そのままで後世になって「素晴らしい作品だ」と評価される場合もあります。
 見る人・聴く人に伝わることが、作り手・演奏者の思いと違っても恐れたり不安に思う必要はないと思うのです。得てしてクラシックの演奏家は「この作品はこう!演奏しなくてはいけない」と自分を縛りがちです。自由な感性で演奏することを「形式に反する」とか「おかしい」と言う人がいますが、どんなものでしょうね(笑)レッスンで生徒に「そこは●●のように演奏しなさい」と教えるのは簡単です。生徒の想像力を育てることを大切にするなら、まず教える人が自分で演奏して生徒が感じとったものを尊重するべきです。
 すべては演奏する人・聴く人の「人間性=感性」に委ねられるのが芸術だと思います。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ヴァイオリニスト・ヴィオリスト 野村謙介

アルバイトで一人カラオケカルテットしてました

 メリーミュージックの歴史は2004年の夏から始まりました。
来年は20周年を迎える時間の中で本当に苦しい時期がありました。
今が楽…ではありませんが精神的にも経営的にも苦しい時期が何年か。
そんな時に「通信カラオケ」に生演奏を組み入れることが流行していて、アルバイトとして教室でひとりMTR=マルチトラックレコーダーを使って録音、納品していました。この映像の明日も納品したうちの一つ。偶然パソコンに残っていました。
 仕事の依頼は「楽譜データ」と「オリジナル演奏音源」と「テンポ指定のためのMIDIデータ」がデータで送信されてきます。それをすべて指定通りの形式で録音してWAVデータにして納品する…というものでした。
 一軒のお仕事でいくら?頂いていたのか全く記憶がありません。
この頃には近くの結婚式場で演奏するお仕事もしていました。
精神の病…うつ病の酷い頃で治療薬の副作用の中、もうろうとしながら演奏してい様に思います。良く生き残った!(笑)と言うのが正直な気持ちです。
 ちなみにチェロの音もヴィオラで演奏したものを一オクターブ下げるエフェクトを使って作っています。聴いていて心地よいものではないですが、こんなことをして生き抜いたから今がある…そう思うと捨てがたい音源でもあります。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ヴァイオリニスト・ヴィオリスト 野村謙介

子供も高齢者も初心者もプロも…みんなで作るオーケストラ

 映像はNPO法人メリーオーケストラ第42回定期演奏会のエンドロール。
出演者をテロップで流しました。73名の演奏者。
小学生もいれば80代の高齢者も。初心者がいると思えばプロオーケストラで主席を担当していた人も。みんなが垣根を越えれば、音楽の仲間です、
 肩書やプライド、経験より大切なことがあります。
音楽が好き・演奏が好き
たったそれだけの理由で充分なんです。
うまくなければ入れないアマチュアオーケストラってなに?
年齢制限があるアマチュアオーケストラってなに?
初心者が肩を狭めるアマチュアオーケストラってなに?
 そんな疑問から自分で立ち上げたメリーオーケストラです。
学校の部活オーケストラは常に人が入れ替わります。
多くの市民オーケストラは演奏レベルの低い人を拒みます。
プロの演奏家はギャランティをもらって帰るだけのアマチュアオーケストラが当たり前の中で、プロの演奏家たちが、子供たちを暖かく育てるアマチュアオーケストラが欲し型のです。
聴いてくださる方が喜んで聴いてくれるプログラム。
普段、クラシックを全く聞かない人でも楽しめるプログラム。
どんなジャンルの音楽にも、分け隔てなく真剣に練習する姿勢。
様々な挑戦をし続けて22年間、年に2回の演奏会を同じホールで開き続けることの難しさと意義。
Youtubeにアップしたメリオケの演奏に「へたくそ」とコメントを書き込む人もいます。当然「虫」(笑)あ・無視か!構って欲しい寂しい人や、人の嫌がることをして自己主張する頭の弱い人たちは、いつの時代にも世界中にいるものです。そんな人たちがメリオケの素晴らしさに気付くことができたら、きっと日本はもっともっと良い国になると思います。
 下手くそ?じょうとう!(笑)やれるもんなら、やってみなっての!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ヴァイオリニスト・ヴィオリスト 野村謙介

演奏のスキルと事務仕事のスキル

 明日に迫ったNPO法人メリーオーケストラ第42回定期演奏会。
もう20年以上、このオーケストラを創り育てることに関わってきました。
演奏をするためのスキルを身に着ける努力は、自分の為にやっていることなので自分なりに納得も行きます。
 他方で「組織」を動かしていく仕事は、演奏以上に多くのスキルを求められます。オーケストラに限ったことではなく一般の会社や学校、団体でも同じことが言えます。組織を動かす…一言で言えば「自分以外の人を動かす」ことです。
 メリーオーケストラの場合、会員約30名の居住地域も年齢も様々です。
演奏の練習や演奏会自体は会員たちが楽しめることが何よりも大切です。
活動を維持継続するための仕事は決して「裏方」ではありません。
演奏は表に出る氷山の一角です。通常なら組織の人たちが手分けをして準備などの活動を日々行うものですが、当オーケストラの場合は、そういかない現実があります。
・ホールの利用申請
・楽譜の準備
・賛助出演者の手配
・ホールとの打ち合わせ
・タイムテーブルや舞台配置図、席順の決定。
・当日のリハーサルまでに済ませる作業の把握と指示伝達。
・ポスターやプログラムの作成と印刷
・交通費の準備
・もろもろもろもろ(笑)
それらを「誰か」にお願いすれば?結局は確認作業のために統括する人間がさらに忙しくなる結果は目に見えています。
 現実問としてメリーオーケストラは私と浩子さんの「事務作業」で成り立っているオーケストラです。一緒に作業をする人も結局は「お仕事」としてお願いする社員しかいません。お金の問題は大きいことは事実ですが、何よりもこれらの作業の重要性をみんなが理解できないことです。
 学校で20年間、部活動オーケストラを運営し指導してきた時には、ある程度を他の教員である「顧問」に振り分けることもできました。子供たちに作業もさせられました。
 プロのオーケストラの場合や学校などの場合、事務職員がいます。その中に責任者もいます。メリーオーケストラには?
 指揮をする・演奏をする
そこまでに誰かのスキルと時間と膨大なエネルギーが必要です。
う~ん。何とも悩ましい(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ヴァイオリニスト・ヴィオリスト 野村謙介