相模原市緑区原宿南の自宅教室近くに、新しい住宅が増えています。
地域の方に音楽を楽しんで頂くために、特にピアノレッスンに重点を置いた大人のピアノレッスンと
お子さんのためのピアノレッスンを充実させていこうと考えています。
大人の場合、自宅で練習できる時間を確保することがとても難しい方がほとんどです。
むしろ、レッスンの時間中に弾けるようになったという実感を持っていただけるように、
レッスン時間を長めにして、ゆっくり楽しんで頂けるように考えています。
一方、お子様のピアノは自宅で練習する習慣と、成長する過程で変化する環境に左右されずに
継続することの大切さに重きを置いて、より高いレベルの演奏技術を目標にレッスンをしていきたいと思います。
「とりあえず」ピアノを習ったという子供を今まで多く目にしてきましたが、その人たちにとって
「習っただけ」で終わってしまったピアノは本人にとって、楽しみになっていません。
弾けるようになることが楽しくなるまでは、確かに止めたいと思うことが良くあります。
それを乗り越える力は子供の場合、家族の応援にあります。違う言い方をすれば、
「どんな子供にでもプロの演奏家になる可能性がある」のです。趣味で良いから…と最初から目標を下げ、
いつでも止められるような準備を親がしてしまうのは、子供にとって果たして良い事といえるでしょうか?
少なくとも学校では習えない楽器の技術を習い続けることで、本人や家族が知らないだけの高い技術に到達できることを
私たちは身をもって体験しています。つまり、私たち演奏家のほとんど全員が「普通の子供」で特別な能力が
あるわけでもなく、特殊な環境に育ったわけでもないのです。多くの友人が塾や予備校に行く中で、私たちはピアノや
ヴァイオリンを習い続け、練習し続けてきただけなのです。その事実を考えれば、お子さんの可能性を初めから
「ここまで」としてしまっては技術を伸ばす以前に挫折してしまいます。これは、ピアノやヴァイオリンに限ったことではないのですが、
事、楽器を習うという話になると何故か「趣味で」とハードルを下げてしまいがちなのです。
私たちは趣味で音楽を楽しんでもらえるようにするために、より高い技術を身につけてもらいたいと願っています。
音大受験生を指導しながら、一方で趣味の音楽を広める活動をしています。
それぞれの生徒さんが本当に演奏を楽しんで頂けるように、今後も試行錯誤を繰り返しながら教室を運営し
自らも研鑽を積んでいきたいと願っています。
ヴァイオリンとピアノによるショパンのノクターン「遺作」
今回の発表会で演奏した講師演奏の一部です。ピアノ曲をヴァイオリンとピアノで演奏するとこんな感じになります。