斎藤秀雄指揮法解説ブログのお知らせ

斎藤指揮法

 斎藤秀雄による指揮法メソードをご紹介します。
私の母校でもある桐朋学園を創設された斎藤秀雄氏はチェロ奏者としての活動の他に、指導者として「子どものための音楽教室」を創立され、故小澤征爾氏、故秋山和慶氏を始め多くのすぐれた指揮者・演奏者を育てられました。まだ日本に西洋音楽が身近な存在ではなかった当時、音楽教育を幼い時期から受けさせることに情熱を注がれた斎藤秀雄氏が、日本で初めて指揮法を一つの教則本にまとめられました。
 今回、この指揮法を解説するために基礎編・応用編1、応用編2に大別しました。
それぞれはさらに細かく全部で30個のチャプターに区切られています。
以下にすべてのチャプターごとの解説内容を示します。
 ご覧の通り「基礎編」だけでも相当のチャプターがあり指揮法の基本を学ぶために、初めての方は、まず基礎編から学習することをお勧めします。
 応用編1・2は実際に楽曲を取り上げながら、実践的に学習するためにチャプター数は少ないものの、内容が非常に濃いものになります。量的な理由で1・2に分類しましたが、実際には二つ合わせて「応用編」と考えて頂ければと思います。
 この「斎藤秀雄指揮法」の内容を具体的にお知りになりたい方は、
お手数ですがoffice@merry649.com宛にメールでご連絡ください。
メールにて具体的な内容をお伝えしますのでお読みいただければと思います。
 以下にそれぞれの編で学べる内容を書きます。

基礎編
 基礎編では「指揮の基本」を体系的に学習できます。合唱や合奏の指揮をする時、演奏者を前にして的確な指揮をすることの重要性の一つに「指揮の図形」「動作」が明瞭であることがあります。音楽が2拍子でも3拍子でも、演奏者にわかりやすい図形で、音楽の特徴を指揮で表すことが「指揮法」です。音楽に合わせて踊るのではなく、演奏者に直感的に次に演奏する「音」を予測させる指揮法を学びます。
以下がそれぞれの内容の概要(目次)になります。

《チャプター1》序章
《チャプター2》テンポとリズム
《チャプター3》打法の原理(1拍)
《チャプター4》図形の描き方(1拍子)
《チャプター5》図形の描き方(2拍子)
《チャプター6》図形の描き方(3拍子)
《チャプター7》図形の描き方(4拍子)
《チャプター8》図形の描き方(6拍子)
《チャプター9》図形の描き方(5拍子)
《チャプター10》図形の描き方(経路の確認)
《チャプター11》指揮法の分類
《チャプター12》間接運動「叩き」
《チャプター13》間接運動「平均運動」
《チャプター14》間接運動「しゃくい」
《チャプター15》直接運動「瞬間的運動」
《チャプター16》直接運動「先入法」
《チャプター17》直接運動「跳ね上げ」
《チャプター18》直接運動「引っ掛け」
《チャプター19》指揮法分類のまとめ
《チャプター20》指揮棒
《チャプター21》身体位置と名称

応用編1
 《応用編1》では《基礎編》で学んだ指揮の技術を、より実践的な技術で演奏者を導く為の様々なテクニックを学ぶものです。指揮法に「絶対」はありません
実際に世界中で活躍する多くの指揮者が指揮法に頼らず「音楽」を演奏者に伝えています。
指揮の図形、運動に関しても斎藤秀雄指揮法が「完全」と言うものでもありません。
事実、斎藤秀雄門下の指揮者でもそれぞれに特徴があります。
このメソードで取り扱う楽曲以外の指揮をするとき、そのテクニックをどのように使用すべきなのかを決定するのも指揮者の考え方によって異なります。
 私自身が学生時代に多くの斎藤秀雄門下生の指揮でヴァイオリン・ヴィオラを演奏した経験から、
指揮者の表現したい音楽を指揮で感じ取れる指揮者とそうでない指揮者がいたことも事実です。
そして、自分がオーケストラの指揮をするようになった時、当初は自己流で指揮をしていました。
その後、この指揮法を基礎から学び直すきっかけになったのが、このビデオとの出会いです。
今でも怪しげな指揮しかできない私です。
それでも「学ぶ」気持ちは大切です。

《チャプター22》応用編「序章」
《チャプター23》Lesson1「反動止め」
《チャプター24》Lesson2「叩き止め置き止め」
《チャプター25》Lesson3「分割法」
《チャプター26》Lesson4中間予備運動

応用編2
 このブログで指揮法の解説も最後になります。
基礎編から一貫して指揮の「相手」とも言える演奏者がピアノ1台、あるいは2台ピアノになっていることにお気づきでしょうか?一般に指揮の練習にはピアノ演奏者を相手に指揮をします。当然ですが実際に指揮をする対象がオーケストラであっても合唱でも、音楽の解釈つまり「指揮」は変わりません。オーケストラが演奏しているすべての音をスコアから頭の中に落とし込み、細部にまで=すべての音符・休符・記号・文字による指示が頭の中で音になっていなければ「音楽に合わせて踊る人」になってしまいます。言うまでもなく指揮者は、どの演奏者よりも楽譜を深く読み込んで準備をしてから演奏者の前に立つことが「指揮者の存在意義」です。
 部活動などの合奏練習で、ひたすら「メトロノーム」の代わりに手を叩く指導者(指揮者とは呼べません)を見受けますが、テンポを指揮で表せないのは指揮者のテクニックが足りないことが原因ですし、指揮者を見ながら演奏できない演奏者は練習不足で、まず楽譜から目を離して指揮者や周りの演奏者を見る「余裕」が出来るまで個人で練習することが先決です。
 手を叩いても演奏が揃わない状態で、どんなに準備した指揮をしても無意味です。
野球で例えると監督やコーチの「ブロックサイン」を理解できない選手には指示の伝えようがないことと同じです。指揮者も演奏者も楽譜が頭の中にある状態で、初めて合奏が出来ると言うことを認識する必要があります。

《チャプター27》Lesson5リタルダンド アッチェレランド
《チャプター28》Lesson6半先入 分割先入
《チャプター29》Lesson7二段き
《チャプター30》Lesson8ワルツ打法

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