映像は5年ほど前のデュオリサイタルで演奏した、カール・ボーム作曲の「アダージョ レリジオーソ」。
マイナスワン映像付きの動画です。
この演奏会に来てくださった大学時代の同門先輩ヴァイオリニスト様から「あの曲(アダージョレリジオーソ)いいねぇ。ヴァイオリンでも弾けそうだね」とお言葉を頂きました。
「実は元々ヴァイオリンの楽譜なんです」
高校で初めてヴィオラを演奏したときの「苦い思い出」は以前のブログに書きました。「アルト譜表」「ヴィオラという楽器」について、知識でしか知らなかった楽器。実際に「面白い」と感じじ始めてから、ヴァイオリンと「借り物ヴィオラ」でお仕事をしていました。アンサンブル、オーケストラでヴィオラ奏者は今よりずっと「人手不足」な時代でした。言い換えればヴィオラが弾ければ演奏の仕事は楽に見つけられる時代でもありました。何よりも「内声の役割」が楽しく思えて好きでしたが
「ソロ」としてのヴィオラの魅力にはなかなか気付けずにいました。
この曲も第5回のデュオリサイタルではヴァイオリンで演奏した曲です。他にもたくさんの曲をヴァイオリンとヴィオラで弾き比べ楽しんでいます。それぞれに独特の良さがあります。楽器の性能と言うよりも「個性」の違いです。特にヴィオラは大きさも様々ですから当然音色も大きな違いがあります。自分の好きなヴィオラと出会える「確率」がヴァイオリンより低いのは事実です。作られている数も圧倒的にヴァイオリンが多く、店頭でヴィオラを選ぶのはリスクが高すぎます。
自分の好みを確かめる意味でもヴァイオリンとヴィオラを持ち替えて演奏することは有意義だと思います。ぜひ「アルトの響き」を味わってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ヴァイオリニスト・ヴィオリスト 野村謙介

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