2024

演奏の技術

ヴァイオリン奏者が考える弦楽器の録音と音作り

今回は「録音」について書いてみます。言うまでもなく、演奏をホールで聴く「ライブ」「コンサート」と録音された音を、ヘッドホンやイヤホン、スピーカーで聴くことは、全く違う「音」です。どんなにお金をかけても、会場で響く音を完全に再現することは不可...
演奏の技術

クラシック音楽は、なくても良い文化なのか?

「クラシック演奏家・年収」というキーワードで検索すると、いくつかの文献があります。どんな職業であっても働く本人の「価値観」が最も重要であることは変わりません。働く目的も人によって異なります。「生活するため=生きるため」の人がほとんどですが、...
演奏の技術

音色の違いと演奏の印象

上の演奏は最近(2024/07/14)したタイスの瞑想曲。ビデオカメラに付属したマイクで簡易的に録音したものですが、新しい楽器にラーセン(デンマーク)社製のナイロン弦を張っています。下の映像は以前、私の使っていた楽器にピラストロ(ドイツ)社...
演奏の技術

弦の張力と楽器の個性

今回はヴァイオリンの「弦」と楽器の関係を考えます。世界中のメーカーがヴァイオリンの「弦」を作って販売しています。多くのプロ、アマチュア、さらにメーカーのプロモーションも含めYouTube動画がヒットします。 それぞれ「この弦は…」「あの弦と...
演奏の技術

運動(テクニック)だけで音楽になる?

バッハ あなたが側に居てくれたなら ヴィオラ・ピアノ 今回のテーマは「音楽を演奏する」ことと「演奏するテクニック」の関りについて考えるものです。 結論から言えば、テクニックが足りなければ表現できる音楽も限られる=音楽を表現するにはテクニック...
演奏の技術

楽器と弦と演奏者の相性

過去にも何度か書いたテーマでです。ヴァイオリンの「弦」を選ぶことは、演奏者の楽しみでもあり同時に、悩みの種でもあります。同じメーカー、同じ値段でも、弦の「種類」によって音量や音色、弾き心地がすべて違います。どれも「感覚的」な違いですから、個...
演奏の技術

初見で弾ける有難さと落とし穴

今回のテーマは、楽譜を見ながら演奏できるのが「当たり前」だった時代を過ごし、進行性の難病(目の病気)で、楽譜を見ながらの演奏が出来なくなった私の経験で、何か感じてもらえたらと思ってのブログです。写真は学生時代、あるオーケストラでコンサートマ...
演奏の技術

出逢いと別れ

糸 ヴィオラとピアノ 還暦とっくに過ぎた爺ちゃんが(笑)何をいまさら?出逢いと別れだとポエマーしてんの?と言われても良いのです! いくつになっても、生きている限り体験する「出逢い」と「別れ」2024年5月の出来事は、私にとって一生に関わる出...
演奏の技術

楽譜の「行間」を読むこと

シューベルト「アヴェ・マリア」ヴィオラ 台本や原稿を、役者さんやアナウンサーが声に出して「読む」ことは、私たちが楽器で楽譜を読んで「演奏する」ことによく似ています。日本語で「行間」と言う言葉があります。現実の行と行の足だの隙間の事ではなく「...
演奏の技術

楽器の練習で得られるもの・失うも

ヴィオラとピアノで演奏する「糸」久しぶりのブログです。映像は自宅で演奏した「糸」です。中島みゆきさんが作詞作曲され、歌われていた「歌」です。 私たちがヴァイオリンとピノアのために作曲された曲の他に、いわゆる「歌もの」を多く演奏するのは、第一...