お祖父様からお孫さんへの贈り物

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kodama

今日のレッスンでの感動秘話です。
生徒さんのお祖父様が今月11日に他界されたのですが、
そのお祖父様が2009年、がんに侵されてから趣味でヴァイオリンを作り始め、
がんの進行で楽器を制作することも厳しくなりながら、259ページに及ぶ「ヴァイオリンを作ってみませんか?」という本を書かれたそうです。その大切な一冊をいただきました。エンジニアだったお祖父様は66歳という若さで天に召されたのですが、お孫さんである生徒さんに、楽器を弾いて欲しくてこの本を書き上げられてちょうど一ヶ月でした。生徒さんはまだ小学3年生ですが、きっといずれこの本の重さがわかるでしょう。およそ趣味の本には思えないものです。表紙の絵は生徒さんが幼稚園の時に、お祖父様が1号機を作られたのを描いたものだそうです。本人は「恥ずかしい」と言いますが、ボクの日記の挿絵と比べると…すみません。落としました。

感動するお話でした。

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