発表会を終えて

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今回で19回目となったメリーミュージックの生徒さんによる「小さな音楽会」が無事に閉幕しました。
午後2時から午後7時まで、ほぼ休憩もなく小さな子供も大人の生徒さんも、練習の成果を舞台で披露しあい、お互いの演奏に拍手を送りました。
「誰が上手か?」という競争ではないのです。人それぞれ、環境も好みも違うのです。だから楽しいのです。
プロを目指す人たちの発表会やコンクールとは本質が違うのです。
私たち指導者の仕事は皆さんの演奏を陰で支えることなのです。もちろん、だれでも上手に演奏したいと思うものです。だからこそ
準備が大切なのです。
今回の発表会を終えて、私たち指導者の反省が浮かび上がりました。
伴奏との合わせ時間が不足していること。
生徒さんにとっては自分の出る発表会だけが基準になりますが、私たちは過去にたくさんの発表会を経験してきています。
回を重ねるごとに生徒さんの技術が間違いなく向上し、より完成度の高い演奏発表を目指せるようになってきました。
中にはピアノ伴奏との「合わせ」が難しい曲も増えてきました。独奏する生徒さんの技術と経験が不足する部分を補うために、今後の伴奏者との合わせについて次回から方針を修正したいと思います。
とはいえ、一番大切なのは生徒さんお日頃の練習です。どの練習を発表につなげることが、演奏する楽しさを実感することにもつながります。
今回も多くの刺激を生徒さんからもらいました。そして、感動もありました。生徒の皆さん、保護者の皆様、お疲れ様でした。