G線上…と言えば「アリア」が思い浮かびますが、実際には他にもG線だけで演奏するように指示された曲があります。
たとえばその一つが、このメンデルスゾーン作曲クライスラー編曲の「無言歌・五月のそよ風」です。
過去にヴァイオリンで演奏したこととヴィオラで演奏したことがありますが、ヴァイオリンでは指示通り、すべてG線だけで演奏しました。
ヴィオラで演奏したときにはその「効果」より楽器の構造上の「無理」があるためにD線も使って演奏しました。それが下のものです。
聴き比べて頂くと楽しいかな?
再度までお読みいただき、ありがとうございました。
ヴァイオリニスト・ヴィオリスト 野村謙介