子供たちに平和と音楽を残したい

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 NPO法人メリーオーケストラは「子供の健全な育成」と「音楽の普及」を目的として活動をしている団体です。
 子供と音楽と聴くと「音楽教室の話?」と思われそうですが、全く違います。
世界が平和でなければ、子供は生きていけません。
世界が平和であれば、音楽をいつくしむことができます。
子供が嫌いな人や、平和を求めない人がいたとしても、今、生きている大人は
「もとは子供」だったのです。平和だったから、今、生きていられるのです。

 音楽を戦争のために使った歴史がありました。「軍歌」です。
不幸な歴史です。日本に二度と軍歌が流れないことを祈っています。
動画で子供たちが純粋な気持ちで歌っている歌詞の中に
「世界中の 希望 乗せて この地球は まわってる」
未来を一番享受できるのは?子供です。大人の責任は、子供たちに未来を残すことです。身勝手な屁理屈を並べ、他国の人を悪く言う大人が、子供たちに明るい未来を残せるはずがありません。

 「子供のために戦うんだ!」というセリフは、綺麗に聞こえるかもしれませんが、共存する知恵を働かせることの方が大切です。
「助けあう」「支えあう」「認め合う」ことが音楽の基本です。
憎しみあい、否定しあう人が誰かと音楽を演奏しても、「軍歌」以外の音楽を演奏できるとは思いません。
子供たちに、笑顔で音楽を演奏できる環境を残すために、必要なのは
「核兵器」ではないはずです。助け合い、支えあい、認め合うことを「お花畑だ。きれいごとだ」と罵られても、私は構いません。それが出来なければ子供たちの未来がないと、私は信じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

音楽家 野村謙介

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