映像はシューマン作曲の3つのロマンスより第2番。
上の演奏は私と浩子さんがヴァイオリンとピアノで演奏したときのもの。
下は原曲であるオーボエで演奏している動画です。
単純に比較するのもおかしいのですが、オーボエの特性・特徴を感じやすい旋律でヴァイオリンで演奏した場合との違いがはっきり分かります。
下の映像はカヴァレリルスティカーナ間奏曲をヴァイオリンとピアノで演奏したものです。
この曲のオリジナルである弦楽合奏とハープ・パイプオルガン・木管楽器での演奏を私が指揮したときのものが下の動画です。
ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロがユニゾンで演奏する分厚い音色を、ヴァイオリン一丁で再現することは不可能です。ただ旋律の美しさは変わりません。
原曲のイメージは作曲者のイメージでもあります。演奏する楽器が変われば雰囲気も変わります。出来る限りオリジナルの印象を残しながら、新しい音楽として正留津させられればと願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ヴァイオリニスト・ヴィオリスト 野村謙介