発表会終了

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2015年9月23日。無事に40組の演奏は発表が終わりました。
今回初めて演奏した5才の男の子や、趣味で楽器の演奏を楽しんでいる大人まで
半年間の練習の成果を発表しあい、聞き合いました。
多くの音楽教室の発表会は「ただ弾くだけ」の形式で他の人の演奏は聴きもせずに
帰ってしまう人が多いのが現状です。本来の音楽会では失礼なことですし、
マナーに反することです。自分の演奏を聞いてもらう楽しさは、聞いてくれる人がいて
初めて感じられるものです。発表会という特殊な音楽会ではお互いが聴きあうことこそが
大切な刺激になるのです。演奏技術や曲の難易度に序列をつけないで聴くこと。
そして、子供の発表が終わったら家族がほめてあげること。わが子の一番のファンになること。
そんなお話をさせてもらいました。
実際、ヴァイオリンやピアノ、チェロ、フルートの演奏は難しいものです。
どんなに上手に聞こえる人の演奏でも、弾いている本人は満足していないのが普通です。
それでも、一人で家で練習するだけの繰り返しより、人の前で演奏し、同じ先生に習っている
他の生徒の演奏を聞くことが上達の鍵になると信じています。
次回は来年3月。この機会に発表会に挑戦してみませんか?
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