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「絶対音感」の嘘ホント

「絶対音感」の嘘ホント

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映像はヴァイオリンとピアノで演奏した「ふるさと」ですが…
ヴァイオリンで弾き始めた最初の音の「音名」がすぐに分かる方は、
もしかすると?絶対音感をお持ちの方かも知れません。
答えは「レ」のフラットです。
YouTubeに動画でも時々「絶対音感」の意味を間違って使っている動画を見かけます。
音楽で使用される「12種類の音」の高さと音の名前が常に一致している状態を
「絶対音感のある人」と言います。絶対の対義語は相対です。相対音感はトレーニングでで
絶対音感に近い音感に出来ますが「根本的」に違います。
試すのであれば「ソのシャープ」を歌ってみてください。
その音がピアノの音やチューナーを使って本当に合っているか?確かめてみてください。
前提はこの実験の間に楽器を演奏したり音の高さを知っている曲を聴いた後ではないことです。この状態から音の高さを「測って歌う」「張って音名を答える」のは相対音感の人です。
ラ=Aの音だけなら歌える・聴き分けられるのも「相対音感」が発展したものです。
私自身もその一人です。小学校1年生からヴァイオリンを弾いていますが絶対音感はありません。一般には言葉を覚える幼少期=2~5歳に音の高さと音の名前を繰り返し覚えると絶対音感が身に着くと言われていますが例外もあります。
そもそも鍵盤で1オクターブの中に12種類の音があることを知らない人がほとんどです。
さらに黒鍵にはシャープとフラットだけでも(ダブルシャープ・ダブルフラットを使わない)2種類の「音名」があります。ファのシャープとソのフラットは同じ県版です。
絶対音感を持つ人の場合でもこの「異名同音」をすべて理解しているとは限りませんが、少なくとも「どれか1種類」の音名を間違えずに答えられるのが絶対音感です。
もっと厳密な絶対音感を持った人の場合、A=442ヘルツで記憶している人は444ヘルツ、445ヘルツの音を聴くと「高い」ことを一瞬で聴き分けます。まさに「人間チューナー」ですね。
この厳密な絶対音感のある人から見れば、何種類かの音の名前を答える人が「絶対音感があります」なんて笑ってしまうでしょうね。
絶対音感がなくても演奏できます。音楽の学校にも入学できます。プロの演奏家にもなれます。相対音感を鍛えれば良いのです。ただそれは「絶対音感」とは言いません。
意味を知らないで絶対音感!なんて言わないことです。

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