保育園コンサート2回終了

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11月11日と今日17日の2回。町田市にある保育園2か所で園児それぞれ130人に音楽をお届けしてきました。
0歳児から5歳児までの子供たちは、本当に純粋に「音」を聴いて反応し、私たちの「動き」に反応します。
音楽だけ聞いてもらおうなんて都合のいい理屈は通用しません。
それぞれ10曲ほど、45分間のコンサートです。事前に曲を決める時から、子供の反応を予想します。
実際に子供たちの前に立って、紹介されこどもたちにご挨拶をするところから、子供の反応を観察します。
子供も私たちを観察しています。そのお互いの距離感が自然に近づくようにするのは、私たちの側です
どんぐりころころ、しあわせなら手をたたこう、やまのおんがくか
子供たちが歌える歌を一緒に演奏し、さらに距離感をなくします。
ハンガリー舞曲や中国の太鼓、チャールダッシュ。動きのある音楽に、子供たちが体で反応します。
白鳥、子守唄の静かな音楽で子供たちの気持ちを穏やかにします。
ただ演奏するだけならむしろ簡単です。自分が聞く側になって考えること。
言葉で言えば簡単ですが、実際に演奏しながらこちらが反応しなければ距離は開いたままです。
高齢者の施設、そして保育園とまさに人間の「生まれてから最期まで」に私と浩子先生の音楽がかかわった瞬間です。
そして来月は、リサイタル。気負わず、いつもと同じ気持ちで皆様にお会いできるのを楽しみにしています。