東京弦楽器フェアで注目されていた北京の老舗ヴァイオリン工房がありました。
ものすごくコストパフォーマンスが高くて驚いたのは私だけではなかったようで、たくさんの方がその場で契約されていった工房の楽器です。
今の社長(職人さん)のおじいさんの代からの工房で、まだ日本にはほとんど輸入されていない楽器。ヨーロッパでは多くの方に使用されている楽器です。
その工房から楽器を選定させてもらいました。今回紹介するのは希望価格40万(税別)の楽器ですが、価格とはかけ離れた音色のよさに驚きます。
白木の状態で3ヶ月以上乾燥させてからニス塗りに入るこだわりと、古材を使った独特の音色はさすがです。「中国」にアレルギーを持ってしまうと先入観から悪く思われますが、楽器として本当に良いものだと思います。