ヴァイオリニストによって、好みの弦があります。
私自身、過去に多くの弦を試しました。といっても、ほとんどの時期、
ヴァイオリン製作者田中氏、櫻井氏からのアドヴァイスでずっと、ガットの弦、
ピラストロのオリーブを張っていました。ここ数年、ドミナントをこまめに張り替えています。
ガット現に比べ、良いとの出る期間はとても短く、もっても2週間から1ヶ月。最高の状態は約一週間だと思います。
それでも、十分に満足できる音量と、つややかな音色が得られるので最近はこの手法で弦を張り替えています。
月曜日の発表会に向けて、今朝、4本の弦を張り替えました。ちなみにE線はゴールドブラカットです。千円以下の弦ですが十分に使えます。弦は高ければよいと勘違いしていませんか?また、弦の違いに振り回されるより、自分の技術と
楽器のお手入れに神経を使ったほうが現実にはよい音がでます。お試しあれ。