演奏の楽しみ方、色々

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 映像は、今から20年前の2002年、1月14日におこなったメリーオーケストラ第1回定期演奏会の様子です。モーツァルトのディベルティメントニ長調。
小学生の会員とプロの演奏者が同じステージで「一緒に」音楽を楽しみました。
楽器の演奏を楽しむ人は、世界中にたくさんいます。
それらの人たちが演奏する楽器も様々です。どんな楽器でも演奏を楽しめます。
手軽に持ち歩ける楽器ハーモニカやオカリナから、パイプオルガンまで大きさも様々です。一人で和音を演奏できるピアノやオルガン、ギターやハープもあれば、一人では和音を演奏できないフルートやトランペット。限られた「重音」が演奏できるヴァイオリンやチェロ。本当に楽器の特徴も様々です。

★楽器を演奏すること「そのこと」が好きな人もいます。
極端に言えば、曲が演奏できなくても「音を出すことが好き」と言う人も立派ンアマチュア演奏家です。
★自分の好きな音楽を演奏することを楽しむ人もいます。
ジャズやポップス、クラシックなどどんな音楽でも立派な音楽です。
★一人で楽器を演奏することが好きな人もたくさんいます。
生活の中で楽器を演奏できる時間は、限られています。自分の好きな時間に自宅で一人、楽器を演奏することが、最も現実的なことです。
★誰かと一緒に楽器を演奏する「楽しさ」を知った人の多くは、「一緒に演奏する」友達ができます。もちろん、気の合わない人と一緒に演奏するのは楽しい事ではありません。楽器をひくのは好きでも人間関係が煩わしくなることも、残念ですが、稀にあります。
★プロでもアマチュアでも音楽の多くは、誰かと一緒に演奏されるものです。
言い換えれば、一人だけの演奏より数もジャンルも楽しみ方も、誰かと演奏するほうが圧倒的に「楽しみが広がる」と思います。

「人と一緒に演奏する技術なんてありません」と仰る生徒さんがたくさんいます。気持ちは理解できます。確かに、自分以外の演奏を聴きながら演奏する「技術」には何よりも慣れが必要です。慣れるためには「技術」より「決意」が必要ですよね。
 メリーオーケストラ会員=メンバーのほとんどは、楽器演奏の初心者です。「まさか!と思われそうですが事実です。会員の中には、若いころ(笑)部活動で吹奏楽を経験した人や、他の団体を辞めて参加している人も数人います。
では、どんな技術があれば?オーケストラで演奏を楽しめるのか?という話です。
1.楽譜の「ドレミ」と「音符の意味」を少しでも理解できること
2.自宅で練習できること
以上です。本当に!
楽譜を音にする技術を身に着けるためには、何よりも「自分を追い込む」練習を繰り返すしかありません。それを、自宅で繰り返すことで、合奏に参加して楽器を演奏することができるようになります。当然、始めのうちは、楽譜を目で追いかけるのが精いっぱいか、どこを演奏しているのか?迷子になるのが普通です。
 一人で演奏して楽しむ人=ひとり演奏者の多くは、楽譜を覚えることより、自分の知っている音楽を演奏したいですよね?早い話「主役」である「主旋律」だけを演奏するのが「ひとり演奏」です。
 一方で誰かと一緒に演奏する場合、自分が演奏する音楽が相手の「支え=副旋律」を演奏することも必要になります。覚えにくいメロディーの場合もありますし、CDや動画を聴いても「聴きとれない」場合もあります。一緒に演奏する人が全員ん、同じ旋律を演奏することを「ユニゾン=斉唱(奏)」と言います。「校歌斉唱!」でみんなが同じ旋律を歌った記憶がありませんか?「二部合唱」の場合、二つの声部が同じ旋律を歌ってしまえば「斉唱」ですから、違う旋律を「時々」歌うのが一般的な二部合唱です。

 自分の演奏する音楽と、同時に誰かが演奏する音楽が「ひとつの音楽」になる。それを「特別な音楽」と思い込むのは、楽器は一人で演奏するものだと思い込んでいる人の勘違いです。
 私たちが生活していて耳にする音楽は、ほぼ100パーセント「複数の人が演奏している音楽」です。オーケストラやクラシックを聴かない人でも、「一人だけで演奏している音楽」ばかりを聴く人がいるとしたら、かなりのマニアです笑。
 J-POP、映画音楽、ゲーム音楽(複数の音色が同時に鳴っています)、ドラマやニュースのテーマ音楽、コマーシャルなどなど…無意識に聴いている音楽は、いくつもの声部=旋律が同時に演奏されている音楽です。人間が演奏していない音楽もありますが、今は「演奏する楽しみ」がテーマですので割愛します。
 ある時は主旋律を演奏し、ある時は誰かと一緒に主旋律を、ある時は副旋律を、ある時はリズムを、ある時は「休符」で他の演奏者を目立たせる…などなど、それが「合奏」の楽しみです。
 合奏するためには、誰かと交流することが不可欠です。それが「苦手」な人もいて当然です。無理に…とは思いませんが、音楽をもっと!楽しみたいと言う気持ちと「苦手だなぁ」と言う気持ちを天秤にかけて、よしっ!音楽だ!と決意するのも「あなた自身」なのです!
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ヴァイオリニスト・ヴィオリスト 野村謙介

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