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2020年6月3日早朝に、私(野村謙介)の実母が他界しました。

88歳でした。老衰で眠るように父の待つ空の上に旅立ちました。

5年前に父が入院した時から、戸塚に住む兄の家に近い有料老人施設で暮らしていました。

3年前、やはり老衰で他界した父を探す姿は見ていてつらいものがありました。

認知症はずっと前から少しずつ進んでいました。一時は「ものとられ症候群」と言われる

荒れた精神状態にもなりました。それも薬の服用と施設の方々の温かい対応で乗り越えました。



私がヴァイオリンを習い始めてから、毎回のレッスンに同行し(私が嫌だといっても)

いつも自宅で喧嘩の毎日でした。私が中学生から大学生までの間、長い反抗期で(笑)本当に気の毒でした。



兄と二人兄弟です。若いころは決して仲の良い兄弟ではありませんでした。

父の前立腺がんが見つかった頃、兄は単身赴任で関西にいました。

教員をしていた私は有給休暇を使い果たすまで、父の病院通いと介護をしました。

それ以来、兄とも「息子同士」の関係になり、一緒に両親の介護にあたりました。



明るく、社交的な母でした。無口で頑固な父と対照的でした。

若いころに習った讃美歌を足踏み式のオルガンで弾いている姿が思い出されます。

私の演奏会や、メリーオーケストラ演奏会には必ず聞きに来ていました。



今は母の冥福を祈り、感謝するだけです。

動画は、そんな母の大好きだった「シューベルトのアヴェ・マリア」「ウエルナーの野ばら」「讃美歌・慈しみぶかき」を演奏したものです。よろしければお聞きください。

母の生前、お世話になった方々に心より御礼を申し上げます。

野村謙介


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